今日は仕事関係のゴルフの予定がありました。
昨日台風の接近を知りながらも「とりあえず現地で様子を見てから決めましょう」という配慮の微妙にきいた仕切りだったので、既に風雨が強くなりつつある中早起きをして登板を告げられた敗戦処理投手の気分で出かけ、案の定即決で中止が決まり、結局普段の土曜に起きるよりも早く家に帰ってくるという損をしたのだか得をしたのだかよくわからない一日でした。
帰りの高速道路で風雨が強くなる中、フロントガラスに当たる雨粒を見ながら、今さら聞けない疑問を思い出してしまいました。
たとえば今回の台風20号。Yahoo 台風情報では
2007年10月27日22時30分発表 台風20号は、27日21時には銚子市の東約100Kmにあって、北東へ毎時65kmで進んでいます。中心気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30m/sです。
となりますが、中心付近の最大風速が30m/sの台風が毎時65km(≒18m/s)で進んでいるとすると台風の正面では風速48mになるのでしょうか?
森田さんのお天気ですかァ?によると
Q:台風の移動速度が上がれば、威力も増すと聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?
日本各地に大きな被害を与えた平成3年の台風19号の時は、確か80km/hぐらいになった記憶がありますが・・
A:威力が増すというより、進行方向の右側だけ風速が強くなります。91年の19号台風(りんご台風)のときも、青森県などが進行方向の右側に入ったので、大きな被害になってしまいました。
と、移動速度は風速に影響を与えるようなので、「中心付近の最大風速」自体は相対速度ではなく、やはり移動速度が加わるようです。
ところが気象庁の台風情報をると
<28日21時の予報>
進行方向、速さ 東北東 65km/h(36kt)
最大風速 30m/s(55kt)
最大瞬間風速 40m/s(80kt)
となっていて、「最大瞬間風速」というのに30m/s+18m/sに及びません。
なぜなんでしょうか?
台風というのは強い上昇気流の塊が渦になっているので、台風の移動というのもプロペラや扇風機のような物体が高速で回転しながら移動しているわけではなく、海面を伝わる波のように空気の濃密みたいなもの(風は気圧の差があるところで起こるので)が伝播するようなメカニズムなのでしょうか。
そうだとすると、移動速度の風速に与える影響も単純じゃないのかもしれません。
(イメージしにくいですが・・・)
Yahoo知恵袋「台風のことで質問します。例えば時速25キロ、最大風速45メートル、風速は時速に影響しないのですか。」を読んでもいまひとつ釈然としません。
どうやら素人が妙な袋小路にはいってしまったようです・・・(^^;
どなたかご存知の方は教えてください。