まだ発見された、というわけではないようです。
太陽系に「第9惑星」? 天体のゆらぎ 緻密に計算
(2008年2月28日(木)08:18 産経新聞)
海王星が予言通りに見つかった成功にならい、20世紀初めには米国の天文学者、ローウェルが「海王星の外側にも惑星がある」と予言し「惑星X」と呼んだ。この予言は、弟子のトンボーによる冥王星発見につながる。だが、海王星のふらつきから惑星Xの位置を求めたローウェルの理論計算は間違いで、そこに冥王星があったのは奇跡的な偶然だった。冥王星には海王星の軌道を乱すほどの大きさはなく、発見から76年後に「惑星」から外された。
新惑星は、ブラウン教授らが発見した太陽系最遠の天体「セドナ」と同程度の距離で、ずっと明るい。しかし、新惑星の軌道は、地球や木星などの軌道面(黄道面)から20~40度も傾いているため、黄道面周辺に限られたこれまでの観測では発見されなかった。
冥王星はたまたま予想されあたりにいたためにずっと「第9の惑星」と勘違いされていたんですね。
なんだか冤罪事件の逆パターンようです。
それで、冥王星にアリバイ(海王星の軌道を乱すような大きさがない)が立証されたので、真犯人探しが始まったというわけです。
最近地上でも宇宙でも似たようなことが多いようで・・・