一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

世代交代

2008-03-09 | よしなしごと

初マラソン中村が優勝、北京へ前進=高橋は失速、五輪ならず-名古屋国際女子
(2008年3月9日(日)17:43 時事通信)

シドニー五輪金メダリストの高橋尚子(ファイテン)は9キロ手前で失速。2時間44分18秒で27位に終わり・・・(中略)  
中村と同じく初マラソンの尾崎好美(第一生命)が2位と健闘。原裕美子(京セラ)は4位、39歳の弘山晴美(資生堂)は9位、アテネ五輪7位入賞の坂本直子(天満屋)は10位だった。

世代交代を感じさせるレースでした。

女子マラソンは、オリンピックで好成績を収め、注目が集まると注力する実業団チームも増え、スポンサーも集まって、更にいい選手が育つ、という好循環にあることを実感します。
その意味では高橋尚子の貢献は大きかったわけですが、選手としては正念場にさしかかっているような感じがします。

解説者が「北京の次のロンドンも視野に入れて選手の育成をする必要がある」と言っていましたが、一人の(一部の)スター選手に過度に依存しすぎないようにするために長期的な視野で選手の育成強化を継続できれば、将来も期待できると思います。
水泳や女子レスリングなどは同じ方式で着実に成果を出していますね。



考えてみると、企業の経営者育成にも同じことが言えるかもしれません。
特に、オリンピック代表選考と異なり、今大会の代表が次回大会の代表を指名する、というしくみですから・・・

コメント (2)
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