2023年 フランス映画
監督・脚本 フランソワ・オゾン
監督・脚本 フランソワ・オゾン
マドレーヌ ナディア・テレスキウイッツ
ポーリーヌ レベッカ・マルデール
オデット イザベル・ユペール
時代は無声映画からトーキーに変わって大分経ったくらい(多分)のフランス。
映画プロデューサー殺人事件が起こり容疑者として浮上したのは売れない女優のマドレーヌ。
裁判では貞節を守るためにやむなく殺人を犯した悲劇のヒロインとして無罪を勝ち取り(同居する弁護士のポーリーヌの弁護というか台本?が秀逸だった)やがて売れっ子女優になります。
そこへ
「プロデューサーを殺したのは私。自分がやったと嘘をついて売れたアンタが許せない」
という無声映画時代のスター オデットがやって来た。
オデットの「私の“殺し”を返せ」っていうのがどう考えても変なんですが、判事とか刑事とかマドレーヌの恋人とか、みんなどこか不思議な人たち。
全編ブラックでちょっと跳んでいてみょーな笑いが漏れます
マドレーヌたちの元へたびたび取材に来る新聞記者がニコニコと愛敬ある青年だなと思ったら“Summer of 85”nのフェリックス・ルフェーブルでした。ちょっとうれしい
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