UーNEXTで「レジェンド 狂気の美学」観ました。
2015年 イギリス/フランス/アメリカ作品
監督 ブライアン・ヘルゲランド
レジー・クレイ / ロニー・クレイ トム・ハーディ
1960年代 ロンドンの裏社会を仕切ったレジー+ロニー・クレイ兄弟の話です。
貧しい家の出身だったクレイ兄弟。
クラブやカジノの経営にはじまり、「裏社会が政治を揺るがす」といわれるくらいのし上がっていきます。
冷静なレジーと気性が荒いロン。
ロニーはレジーがフランシスと結婚したことで元々不安定だった精神状態が悪化していく。
レジーに精神的に依存しすぎているよう。
でもレジーも依存はしてないまでもロニーとは深い絆で結ばれていると感じました。
やくざな仕事から足を洗ってほしいというフランシスの望みに応えようとしても結局ロニーとの絆を切ることができない。
フランシスは母親の猛反対を押し切ってレジーの元に来たというのに・・・・。
フランシスがレジーたちの母に言われて紅茶を入れるシーンがあって、せっかく入れたのに「こんなんじゃダメよ」とディスられるのですが( 結婚が気に食わないロニーも一緒になってディスる)「イギリス版嫁いびり」じゃん、と思いますた。
トム・ハーディが二役なんですが違う二人の人物に見えてびっくりでした。
そういえば同じ顔なんだけど 眉間のしわ具合?とか表情が全然違うし、声も立ち姿も・・・。
ロニーの部下(というか恋人)役は「ロケットマン」のタロン・エジャトン
クレイ兄弟といえばスパンダー・バレエのケンプ兄弟が演じた「ザ・クレイズ 冷血の絆」がありました。
随分と前に1度観ただけでどういうストーリーだったかほとんど忘れており、「レジェンド」と比較しようもなく、ちょっと残念かな。
ただ「ザ・クレイズ」の方はふたりの母親の描き方の比重がもっと重かったような気がします。
ケンプ兄弟の兄ゲイリーがロニーを演じ、弟マーティンがレジーを演じていたので、ロニーが兄、レジーが弟なんだと思っていたのですが、今回それが「逆だった」というのが判明しました
まあ、双子だから兄でも弟でもそんなに関係ないかもしれないけど。
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