フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

やわらかに柳あおめる

2011-04-05 | 人々との交流

今日もいい天気だ。桜咲くころにこれだけいい天気が続くのは珍しい。
今日は、気温も上がるので、最高のお花見日和だ。

友人から、手作りのイカナゴの釘煮が送られてきた。瀬戸内海の磯の香りがする。彼は料理好きで、この時期になると作って送ってくれる。嬉しい限りだ。売り物にはない甘さ控えめ、素朴な味わいがいい。

朝食後は、ウォーキングに出る。日差しが強くまぶしい。小さな池の水面が輝いている。


畔の柳は薄緑色の葉が美しい。

 

 

 やわらかに 柳あおめる 北上の 
 岸辺目に見ゆ
 泣けとごとくに

東日本大震災の津波が北上川を遡上して周辺は水浸しとなったが、北上市では、復興を合言葉に、1万本の桜が咲き誇る「北上展勝地さくらまつり」が開催されるという。

ほとんど満開に近い桜並木は、人がいなくて、静かだ。

お弁当を買うためにスーパーに寄ってみると、単1乾電池がお目見えした。八ヶ岳の懐中電灯用に1パック買っておく。


2時間ほど歩いて昼食とする。お寿司と食材いろいろで楽しい。

午後は、しばらくフルートを練習する。「毎日の練習」NO4、NO7、NO9。その後、好きな曲をアトランダムに吹いた。

夕方から、街にでる。私が大阪に帰ってきたというので、早速、「B級グルメを楽しむ会」をセットしてくれた。
今日は妻もいっしょだ。浪花の味、二度漬け禁止の串カツを頬張りながら、旧交を温める。

 

 

 

 


桜、サクラ、櫻

2011-04-04 | 趣味

今日は、雲ひとつない快晴だ。午後にかけて、気温もどんどん上がるようだ。
役所に用事があって出向いたついでに、大阪府議会議員選挙の「期日前投票」を済ましておく。受付は全てパソコン処理となり、スムーズになっていた。

帰宅後、直ぐにウォーキングに出る。家々、街路、公園、学校等の桜が一斉に咲き始めた。同じソメイヨシノというものの、咲き具合、色合いなどがわずかん違う。

5分咲きも過ぎ。ほぼ満開に近いソメイヨシノ。


女性の写生グループが水彩画を描いていた。
いつもの桜並木は、青空を背景に一段と華やいできた。気分が思わず明るく、軽くなってきた。

 

午後は、フルート練習をする。ロングトーン、ソノリテ、「毎日の練習」NO4、NO7、NO11。NO11のアルペジオの規則的だがよくわからない音階の進行に戸惑う。アルテ18課、NO3、NO4を何度も繰り返す。練習の最後に、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」(コラール147番)を吹く。心を癒してくれる名曲である。

東京電力は集中廃棄物処理施設にある低レベル汚染水1.1トンの海への放出を決定する。担当者は涙ながらの、お詫びを述べていた。2号機ピット等から流出している高濃度汚染水を集中廃棄物処理施設に移すためだ。これは、「原子炉等規制法」の「応急の措置」の基づいている、とのことだ。
これまでは、地震と津波の被害により汚染水が流出していたが、これは、東電自らが、放射能汚染水を排出するという作業だ。低レベル汚染水とのことだが、付近の魚類はどうなるのであろうか。

諸外国の日本産農産物の輸入制限、外国人観光客のキャンセルが続いているという。


3月に逆戻り

2011-04-03 | 日記

今日は、曇り空で寒い。気温は3月に逆戻りだ。
それでも、ウォーキングに出る。すると細かい雨がぽつぽつと降り出して来たが、構わず、歩くことにした。

ソメイヨシノの開花が進んでいる、4分咲きぐらいになったであろうか。これが晴れていれば、素晴らしい桜回廊となるところだ、少し残念。

太い幹からに直に花が咲いていてかわいい。

先日、道で見つけた白い花は、どうもスモモのようだ。今日出会った白い花の咲く木、スモモという名札が張られていた。枝にびっしり花が咲き並ぶ咲き方、花の蕊の雰囲気などから間違いないと思う。

今日は91歳のおばあちゃんの所へ行く。今日は、事情が分からないが何かを思い出して、時折涙ぐんでいた。
おばあちゃんの家で、1時間30分ほどフルートの練習をする。

ロングトーンの後、「毎日の練習」から、NO7、NO4。それに新たにNO9のアルペジオをやる。これがなかなかの難物だった。
その後、アルテ18課のNO3、NO4をやった。

福島原発2号機から漏れていた放射能汚染水が溜まっているピット内に凝固剤を注入したが、凝固材が上手く固まらず汚染水の流出は止まっていない。諸外国からの支援が続く一方で、日本の放射能汚染に対する忌避が強まる。外国豪華客船の横浜港への寄港が相次いでキャンセルされている。


春も本番か

2011-04-02 | 日記

今日もいい天気で暖かい。
庭の椿の花も満開になってきた。椿は八ヶ岳のような寒冷地では育てることができないので、大阪の暖かさを感じさせてくれる花だ。今日もぐんぐん気温が上がり、春本番のような陽気になった。

腱鞘炎の指でフルート練習を続ける。なんといっても腱鞘炎になったのは、そもそも指に力を入れる必要がないにも関わらす、不必要な力を入れるためである。特に、音の出し難い高音を出すときに、無意識のうちに指に力が入る。これが駄目なのだ。
腱鞘炎になった「おかげ」で、少し指に不必要な力が入るとその指が痛むので、これが警鐘になり、指にできる限り力を入れないようになった。
というより、意識的に力を入れないように努める。指に力を入れずに運指するのは、なかなか難しいが、意識すると、ほとんど力がいらないものであることが分かる。

ロングトーンの後、基礎練習NO2、NO7、NO4をやる。これでだいたい1時間かかる。
次はアルテ教則本18課。NO3はほぼできるようになった。NO4は途中のややこしいリズムの所が、大分できるようになったか。
NO5、この曲は難しい。変え指の音が出しにくく、シンコペーションの所がややこしい。何とか、通して吹くことができるようになった。
NO6、これは今日初めて練習した。早いテンポで吹くことが求められているが、きっちりした音が鳴らないので、テンポを落として吹く。
変え指に慣れることだけを意図した何とも言えない「面白くない」練習曲である。

テレビで久しぶりに「人生の楽園」を見た。関西のマッターホルン高見山の登山口でたこ焼き屋をやっている面白い夫婦の話だった。

福島第1原発の2号機のピットから、放射能汚染水が漏れ出していることが判明した。その元は原子炉にあるようだ。
それを防止するため、コンクリートでピットのひび割れを塞いでいるとのことだが、漏れているのはピットだけであるかどうかは分からない。


春爛漫

2011-04-01 | 日記

天候が回復し、いい天気になった。絶好の行楽日だ。
「野菜の時間」では、キュウリの植え付けだった。有機肥料で土作り、苗を植え付け、3本の支え棒を立てるところまでだった。
「趣味の園芸」はアネモネ。花苗の移植、種の形、植える前にゆっくりと湿らせこと、切り花の仕方などなど、花色、花の形が豊富なのでお勧めとのこと。
八ヶ岳のアネモネは、殆ど手入れもしないままほっとらかしにしているが、今年も咲いてくれるかな。

その後、陽気に誘われてウォーキングに出る。今日は、Bコース(道の駅と公園)を行くことにする途中で、「ふれあい桜」と名付けられたしだれ桜が美しいく咲いていた。道の駅は日曜日ということもあり駐車場は長蛇の列だ。このところ、この道の駅は、人気が高まっている。なんといっても野菜類が格安なのが魅力だ。

併設している、キャンプ場は、超満員の盛況。歓声、笑い声が上がり、美味しそうなバーベキューの匂いが漂っている。
小高い丘に上がり、私たちもお弁当にしよう。日差しが強くなってきて、初夏の様な陽気で暑い。

午後は家の周りを掃除した。あろうことか、樋に砂が溜まり、流れが悪くなっていたので、脚立に乗って、樋の砂を取り除いた。家も大部くたびれてきて
あちこちで老朽の弊害が起こってきている。家にいると、「ピンポ~ン」と鳴って「瓦がずれています」「そろそろ壁の塗装をやった方がいいですね」
とか、いろいろ入ってくるので閉口する。

庭の椿は、咲いた姿のまま、庭の雑草の上にふんわり落ちている。葉を見ると、すす病に侵されて真黒になっているところがある。すす病の原因はカイガラムシなどの排泄物に発生する病気だ。植物に直接寄生するのではないが、葉から光合成を奪うので成長によくない。何より見栄えが悪くなる。被害がひどい葉は雑巾で一枚ずつ磨いてやると、ピカピカの葉が出てきた。

夕方2時間ほどフルート練習をする。アルテ18課NO5の曲をやった。

久しぶりに家族が集まり、一緒に夕食を食べる。統一地方選挙の即日開票。政権与党の民主党の退潮が著しい。大阪では、橋本維新党が府議会過半数を制した。肝心の「大阪都構想」の内容は、これから作るというのが大阪らしいというのか、不思議な話だ。