はまかぜさんが記事にしていらっしゃる「下鴨アンティーク」と言う小説、ストーリーの中で「ごきげんよう」と言う言葉が出てくるようです。
ごきげんようは、最近だと「花子とアン」で使われていたようですね・・・、私は高視聴率だと言うのに、見なかったのですが。
「ごきげんよう」って、久しぶりに聞いたなと思いました。
私自身は日常において使った事ないように思いますが、私が紅茶にどっぷりはまるきっかけとなった先生が、レッスンの案内等郵送して下さるお手紙やカードの文章の最後に「ごきげんよう」と添えてらっしゃったのを思い出しました。かなりインパクトがあって、そう言うこまごましたところまで数々の影響を受けたように思います。
「ごきげんよう」・・・は、「お元気で」が直接的な意味でしょうか。又「次回お会いするのを楽しみにしています」と言う気持ちがこもった言葉のようにも思えます。
目上のお世話になった先輩方々は、別れの挨拶の時「ではお元気で」とよく使っていらっしゃいました。その方々からも「ごきげんよう」とは聞いた事なかったので、とてもインパクトがある言葉ですね^^
先生は所作も何気に美しい方だったので、そう言った色々な事が身についている方と言うか、お育ちがやはり違っていたかも。
でも結構おてんばな人(←おてんばって最近使わない言葉ですが・・苦笑)で、平屋の洋館の窓から、小さい時出入りしていた事があるとか聞いた事を記憶しています・・・、そう言うところがあるから、好感が持てたのだと思いますね^^
フォトのお茶は、ルピシアのEARL GREY
キーモン紅茶がベースのオーソドックスなアールグレイなのですが、もしかして品質改良したかな~と思うほど、以前の同じお茶より美味しく感じました。ルピシアって時々、同じお茶を改良する事あるから・・・、そうかもってちょっと思いました。
香りがとっても良かったし、風味も良かった。アールグレイは、比較的どこのメーカーのも飲みやすいけど、さまざまな風味のものがあるのですが、これは美味しいアールグレイです
先生からは、ジャクソンのアールグレイについて学んだ事が記憶に残っています。
なので、友人知人には、ジャクソンのアールグレイについて、自分も多く語っていたし、とても印象深いアールグレイです。
そんな色々な事が、やはり何かしら、お茶とともに、語られていく事は、とても素敵な事だな~と思います~
*昔、英国外交使節団が、中国から持ち帰ってグレイ伯爵に献上したお茶を、グレイ伯爵は大変気に入った。そして、食料品店ジャクソン社の顧客であったグレイ伯爵は、外交使節団により伝えられたそのお茶のレシピを、ジャクソン社に伝える。それをジャクソン社は、見事再現。それが元祖アールグレイ。ジャクソン社は、世界で初めてアールグレイを商品化した事などにより、ジャクソンのアールグレイは、世に知られるようになる。
諸説色々あると思いますが、私が習った説をご紹介しました~