ティーガーデン

大好きな紅茶を飲みながら、日々の生活で
咲いた花々(さまざまな素敵)をご紹介していきます。

泡ふわ・ジョイフルティーラテ(スタバ),バウムバトンとユーハイムのお話(Juchheim)&スリランカ・サバラガムワの紅茶を味わう午後 〜♪

2024年12月12日 11時26分05秒 | Tea・coffee・Juice

 

 

*神戸の老舗洋菓子店として、愛されているユーハイムの創業者である、カール・ユーハイムは、

広島の当時の物産陳列館(原爆ドーム)で、日本で初めて、バウムクーヘンを焼いた(ドイツ)人であると言うお話も、

広島旅に関連して、少し、添えております〜

*記事最後に、ホッとするよな・・・、スタバの、”ジョイフルティーラテ”の泡ふわ感を、楽しんで下さいね〜

 

 

皆さん〜、今日は〜

 

 

 

最近、何かと、ユーハイム利用しています〜

お歳暮に洋菓子の詰め合わせや、家族の祝い事にロールケーキ等・・・

老舗感ある、昔ながらな、優しくも豊かな味わいのバウムクーヘンや、ロールケーキ・・・、

すごく美味しいです〜

 

昔、四条河原町交差点角地、阪急百貨店向かい(三条側)の建物の下階に、ドンクがあり、

上階に、ユーハイムが存在していた時期がありました〜!😊

・・・時の流れで、今は、ドンクも、ユーハイムも、その建物にはないですし、

阪急百貨店も閉店してるので、今は、何の面影もありませんが、

その当時を、懐かしく思います〜

 

○ユーハイム

本社所在地:神戸市中央区

神戸を代表する洋菓子メーカーの1つ。

 

 

ある日のお茶時間に、

バウムバトン(Baum Baton)を〜

このお菓子は、冬だけ味わえる、限定バウムクーヘン。

乳化剤や、膨張剤と言った、添加物を使わずに焼き上げた、

ユーハイムの自慢の生地らしく、とても美味しい。

外側は、ユーハイムオリジナルの、ミルクチョコレートで、包んであります。

片手で手軽に持って、楽しめる、スティック状も、洒落てますね〜

 

そして、

合わせた紅茶は、先日、セイロンドロップの店主さんとお話していて、興味を持った、

スリランカのサバラガムワ州のエンダネ農園の紅茶

 

エンダネ農園限定の紅茶葉を使っていて、

ミルクティーにとても向いていますが、ストレートでも美味しくて、

しっかりとした甘味(蜜香のような・・・と言う表現が合う感じ)とスモーキーな香りが楽しめます〜

茶葉のグレード:BOP

 

 

ビオラ「聞いた事がない産地名です。」

店主さん「(比較的)新しく分類された産地で、主に、輸出用です。今日の、キリテ(ミルクティー)も、この紅茶を使いました😊」

 

 

・・・で、ちょっと調べてみました〜

 

○サバラガムワ(ローグロウンの紅茶産地)

2000年以降に、ルフナから、分割された紅茶生産区分で、新しい名称。

風味の違いから、ルフナ一帯の北部が独立し、サバラガムワとして、分割されたそう。

 

標高610m未満の丘陵地帯で、育まれる紅茶は、

赤みがかった茶褐色の水色に、甘い風味・・・、

そして、

今回の、エンダネ農園のこのお茶は、スモーキーな香りも、とてもインパクトあります〜

 

 

セイロンドロップ、店主さんオススメの紅茶と言う事ですが、納得の逸品で、気に入りました〜

 

 

 

以前は、

スリランカの紅茶は、五大産地として、

ヌワラエリヤ、

ウバ、

ディンブラ、

キャンディ、

ルフナ、

・・・が、あげられていましたが、

 

今は、

スリランカの紅茶は、7大産地とも言われ、

その場合は、

ヌワラエリヤ、

ウバ、

ウダプッセラワ、

ディンブラ、

キャンディ、

ルフナ、

サバラガムワ、

・・・とされる事も・・・

・・・年々、ウダプッセラワの知名度も、上がって来ている感じしますし、

サバラガムワも、自分は、セイロンドロップで、初めて知りましたが、

他でも、売っているようです・・・

 

 

ストレートで本来の味を味わい、ミルクティーでまた更なる魅力にふれた感じで、豊かなお茶時間でした〜

何より、バウムバトンとの相性も、抜群でした〜\(^o^)/♫

 

 

少し、ユーハイムの簡単な創業の経緯を添えさせていただきます〜

 

 

1909年:

創始者のカール・ユーハイムは、当時、ドイツの租借地出会った、中国の青島(チンタオ)にて、

菓子店を経営。

(”ジータス&プランベック菓子店”をそのオーナーから譲り受け、独立)

*青島は、1898年〜1914年、ドイツに租借されていた経緯があります。

 

 

1913年:”菓子、喫茶の店 ユーハイム”をオープン。

しかし、その後、第一次世界大戦(1914年〜1918年)勃発に伴い、カール・ユーハイムは、

非戦闘員であるにも関わらず、日本の捕虜として、連行される。

*青島は、1914年〜1922年、1937年〜1945年、日本の支配下に置かれていた。

 

 

1919年:

日本の捕虜として、広島の似島の収容所へ連れて来られたカール・ユーハイムは、

広島県物産陳列館(現在、原爆ドーム)で、日本で、初めて、バウムクーヘンを焼き、

日本人に、とても売れていたそうです。

*当時、広島県物産陳列館では、捕虜がその技術を活かして作った様々な作品の展示&販売会が催され、

それに、カール・ユーハイムが、参加した・・・と言う事です。

*広島物産陳列館は、名称を、幾度か変更(改称)になっています。

広島物産陳列館→広島商品陳列所→広島産業奨励館・・・、被爆ごは、原爆ドーム

 

 

1922年:カール・ユーハイム、日本での永住を決意。横浜で、日本における1号店をオープン。

 

 

1923年:関東大震災で被災し、店を失うが、難を逃れ、神戸へ。「ユーハイム」神戸での1号店を、オープン。

 

 

1945年:カール・ユーハイム他界(1945年の、第二次世界大戦終結直前に他界)。

 

 

世界が、混乱の最中だったので、以後、色々な事が、ありました。

・・・が、長くなるので、省略しますが、

現在は、安定した、神戸に本拠地を置く、老舗洋菓子の会社として、

全国の百貨店に展開する等し、

特に、バウムクーヘンが、人気かと思います〜

 

 

2009年は、最初の創業(1909年)からすると、創業100周年。

2023年は、神戸で、創業して以来、100周年。

 

 

何気ないお茶時間に、

広島旅で出会った風景が、繋がりました。

 

 

この建物は、チェコ人のヤン・レッツェル氏の設計。

1915年4月5日完成。同年8月5日、広島県物産陳列館として、開場。

ヨーロッパ風の建造物で、当時は、県下の物産展の展示・販売を行う他、

博物館、美術館としての、役割も・・・。

しかし、戦争が激しくなった1944年(昭和19年)3月には、産業奨励館としての業務が廃止され、

内務省中国、四国、土木出張所や、広島県地方材木、日本材木広島支社等の、統制会社の事務所として、使われていた、

・・・そんな経緯があるようです・・・

名称が、何度か、改称されていたんですね・・・。

当初は、人々の心豊かになれる、華やかな、イベントと人々の集いの場所だったんですね・・・。

 

この建物も、人々と共に、色々な経験をして来たのですね・・・。

 

 

色々な事を感じた、お茶時間でした〜

オススメバウムです・・・、

・・・もし、ユーハイムで、見かけたら、ぜひ〜

 

 

 

 

皆さん〜、今日も、素敵な1日を、お過ごし下さいませ〜

 

 

Bonne journée 〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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