汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 循環

2010年05月04日 | 初期中期の詩
朗らかな表情の裏に輝いている闇の様に 
遠のいて行く時間の間隔など
砂漠の幻影に過ぎないのかもしれない

決然と言い放した言葉の乱舞のように
淋しさに耐えられない人間の叫び声に踊らされながら
雪の日に思い描いた幻想に 今も固執している

連続した数字の無限の様相は
この宇宙に華開いた真理の憶測を可能にした
克明に刻まれ行く文字の配列は
更なる狂気の前触れに戦いている

弁明する毎に深まって行く論理の循環に
永遠の支配者は たちまち悲鳴を上げる

洞穴は口を開けて待っている
犠牲者の数は ここ近年の間に 膨大な数に膨れている
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