汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 冗語

2010年05月07日 | 初期中期の詩
散財する事が 枯れそうな心情を打破する方法なら
小銭を掻き集めるという 小癪な方法でさえ
その安らかな微笑みを返す事にはならない

束縛された身体をくねらせながら
降りしきる大火の熱に浮され 沈黙する
こめかみに走る神経の鈍痛は
この世界では通例な出来事に過ぎないのであるから

しがらみに梱包される苦しみを味わう
嗜好の嗜みに 酔い痴れる
空を駆けた流星の泣き声は 宇宙の真理を抱いている
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