世界が震撼している 世情の空しさ
蝋人形のように動かないでいる 罪の観念を
所狭しと並べた鍵盤の上で 踏み潰した
雷鳴に怯えているのは
いつでもまともな人間の 卑劣な愛の導き
孤独が欲望を覆い隠す様に 歪みの中でたぎるもの
老齢期に達した男の見た 儚い夢の島
雄鶏が雌鶏を探して彷徨う
遥か彼方に待ち焦がれている歓びの唄は
聴こえる事の無い鼓動の中で いつまでも反芻している
蝋人形のように動かないでいる 罪の観念を
所狭しと並べた鍵盤の上で 踏み潰した
雷鳴に怯えているのは
いつでもまともな人間の 卑劣な愛の導き
孤独が欲望を覆い隠す様に 歪みの中でたぎるもの
老齢期に達した男の見た 儚い夢の島
雄鶏が雌鶏を探して彷徨う
遥か彼方に待ち焦がれている歓びの唄は
聴こえる事の無い鼓動の中で いつまでも反芻している