汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの唄 あの頃の詩

2010年05月23日 | 歌詞
あの頃の鼓動の温かさを覚えている
沈み行くものの儚い命の調べでさえ
この気持ちを抑える事は出来ない

陽だまりに揺れる夢想の跡が
朗らかな光の淋しさを滲ませている

あなたの声が聴きたくて
そっと囁きかけた 少女の表情に差す 
不穏な空気の流れ


あの頃のしなやかな腕の感覚を感じている
無くなり行く定めに抗う子供の涙でさえ
この気持ちをいさめる事は出来ない

言葉の無力さに泣く現実に
跡形も無く消えてしまう事を望んでいる

あなたの心が知りたくて
華奢な胸に当てた 手から僅かに伝わる
微温の小さな胎動
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