汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 感情

2010年05月25日 | 初期中期の詩
遠く隔たった空隙を埋め合わせる様に
くり抜かれた魂を探して 再びその勇気を切望した
傍に居る事で満たされた想いとは裏腹に
屈辱に塗れて行く心はどうして淋しいの

木星の輝きの幽かな微動を感じ取る様に
投げ出した言葉に 切なさを感じるのはなぜ

ずっと同じ高原の中で包まる心地良い静寂の波と
朗らかに微笑む雲に導かれながら
絶えず臆病に手を握り締めるのは 一体なぜ

老木の強かな生命の力に感服を覚え
さり気無い気遣いに 涙を流すあなたに
風は優しく 語りかける
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