今日は雲り。最高気温数℃、最低気温0℃前後とやはり冬の温度だ。昨日(12月7日)は大雪(だいせつ、24節気で雪が激しく降り始める頃)だから仙台市街でも直に雪になる・・予報では寒気団が南下中。
ここ数日いつもの散歩道を通らなかったが、今日ではすっかり葉を落とした木が多い。
柳は黄葉し、緑は杉と松の木と棕櫚(しゅろ)だ。春の新緑が待ち遠しい。
松はゴヨウマツ(五葉松類)とニヨウマツ(二葉松類)に分類される。 前者は1本の小さな枝から5本の葉が伸びており、後者は2本である。ここの松は5本だから五葉松(ごようまつ)だ・・詳しい種は私は判らない。
松葉が3本と珍しい松がある。京都・将軍塚大日堂・大王松と言う由緒ある松だ。この松葉を御守りとして財布に入れておくと、お金が減らず幸福になれる・・との言い伝え。私も財布に入れてたが何時か行方不明だ。
12月に入ると咲く花の種類が少なくなる。少ない花の一つにサザンカがある。寒い時期に花を咲かせてくれる。サザンカは中国のツバキの名「山茶花」の誤用ではないかと考えられている。山茶花(さんさか)→ささんか→さざんか・・と転訛(てんか)した様だ。
サザンカ(山茶花)
ツバキ科ツバキ(カメリア)属
常緑小高木、丈は0.5~1.2m程
原産地は日本、学名・英名もサザンカ
花期は10月~翌2月
花径は数cm、花色は白・桃・赤
別名は岩花火(いわはなび)、姫椿(ひめつばき)、藪山茶花(やぶさざんか)
サザンカは同属の椿(つばき)良くと似ているので見分け方が難しい。
サザンカは葉縁がギザギザして、花びらがバラバラに散る。ツバキ(椿)は葉が細長と少し大きくでギザギザがなくて、花は首から落ちる。武士はこの椿の首落ちを嫌って庭木にしなかったとか。