朝起きたら窓ガラスが結露していた。車のフロントガラスには水滴が凍結していた。朝方まで大分温度が下がって冷え込んだのだろう。
ベランダの窓ガラスの結露 車のフロントガラス
滴り落ちる程にビッショリだ 水滴が凍結、なかなか融けない
結露とは、空気が冷やされると空気中の湿気(水蒸気)が水(露)となる現象である。
空気は湿気(水蒸気)を含む事ができる。空気の温度が高い程沢山の水蒸気を含むことができる。言い換えれば、空気の温度が低い程水蒸気を含む量が少ない。概ね空気の温度と含むことができる最大の水蒸気の量(飽和水蒸気量)は比例的である。
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気温(℃) 25 20 15 10 7 5 3 0
飽和水蒸気 23.0 17.3 12.8 9.4 7.8 6.8 5.9 4.9
量(g/m3)
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湿度(しつど、通常は相対湿度を意味する)とは空気中に含む水蒸気の割合である。
ある空気の温度において、空気が含んでいる水蒸気量とその温度での飽和水蒸気量との比(百分率で表す)と概ね考えて良い。
ここで、部屋の温度が15℃で快適湿度の50%とし、外気温が5℃とすると、部屋と外気を隔てる窓ガラスは15-5=10℃の温度差が生じる。これに伴って含むことができる水蒸気の量が変化し、6.8-12.8X0.5=0.4・・・結露しない。では外気温が0℃では、4.9-12.8X0.5=-1.5・・・結露する。
☆結露対策
以上の温度と水蒸気の変化を考えて対策は
1、室内空気の湿度を下げる
除湿する、湿ったもの(観葉植物など)を置かない
水蒸気を発生する暖房機(石油ストーブなど)を使わない
2、結露場所の温度差を小さくする
窓に断熱シートなどを張る、二重サッシにする
3、結露場所の表面温度を上げる
空調・換気で冷たい表面状態としない
(室内に空気が滞留しない様にする)
塀ではなく立木に絡みついていたヘクソカズラの実を見つけた。直径5mm程で黄褐色の実だ。指で潰して見た。殻(果皮に見える)から果汁と白っぽい種の様なのが2個が出てきた。匂いは殆どない。
お花は
(H23.9.18ブログ)参照
果実の果皮に見える部分は萼(がく)の変化した偽果皮との事。