散歩は川(梅田川や藤川など)沿いの堤防や土手道が多い。ただ何と無く歩く事が多い。今日突然に見つけた訳ではないが、堤防に”川の水位危険度のお知らせ”に目が向いた、と言うべきか・・気が付いた。注意して見ると、注意書だけでなく水位計が設置されている。「日常生活における非日常への注意力欠如」だ・・心しなければ。
水位観測局
観測所位置が東経・北緯で示されている。アメダス観測所などのデータと処理・整理するためだろうか
今が盛りと咲いているセイヨウヒイラギナンテン。噴水の様に枝先から長く総状花序を散形に小さな黄色い花が沢山咲いている。枝の付け根から順次上へと咲く。咲き終わった花には小さな実が付いている。
セイヨウヒイラギナンテンはヒイラギナンテンとオイワケヒイラギナンテン(追分柊南天:マホニア・ロマリフォリア)の種間交雑種と言われる園芸種との事。花の咲き方はオイワケヒイラギナンテンに似ている(冬に咲く、黄色の花、上向き花穂)。
柊南天(ひいらぎなんてん)の花は3月~4月に咲く。西洋柊南天(せいようひいらぎなんてん)の花は11月~翌1月に咲くので冬咲きの柊南天とも言われる。西洋・柊・南天との組み合わせで、名前がとてもややこしく付いている。組合せを書き出して見よう。
柊(ひいらぎ):モクセイ科モクセイ属
南天(なんてん):メギ科ナンテン属
西洋柊(せいようひいらぎ):モチノキ科モチノキ属
西洋南天(せいようなんてん):西洋南天はない。西洋岩南天(ツツジ科)はある
柊南天(ひいらぎなんてん):メギ科ヒイラギナンテン属
西洋柊南天(せいようひいらぎなんてん):メギ科ヒイラギナンテン属
セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)
メギ科ヒイラギナンテン属
常緑広葉低木
樹高は1m~4m
花期は11月~翌1月
花は芳香があり径数mm、花色は黄色
花穂は上向き
果実は楕円形で青色~青紫色
花姿や花色がほぼ同じの西洋柊南天と柊南天(H23.12.26ブログ)を対比して見よう。
西洋柊南天 柊南天
花期 11月~翌1月(今の時期) 3月~4月
花序 両者とも総状花序、花色は黄色
花の数 西洋柊南天が多い
花の枝 上向き 横~下向き
分類 両者ともメギ科ヒイラギナンテン属
葉姿 細めの葉、葉の刺刺少ない 広めの葉、葉の刺刺多い
別名は学名からマホニア・メディア・チャリティー、マホニヤチャリティー、チャリティーと言う