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日本の平均気温、21世紀末に最大3.5度上昇か

2015-05-22 | 環境
 気象庁は、異常気象や気候変動に関する分析と予測をまとめた「異常気象レポート」を報告した(3月20日)。「異常気象レポート」は、2005年以来で今回で8回目となる。
 レポートによると、日本の年平均気温は19世紀末の統計開始から2013年までの間に100年当たり1.14℃の割合で上昇した。世界の上昇割合は0.69℃。特に、1990年代以降は高温となる年が頻繁に現れるようになった。これは、自然変動と温室効果ガス(二酸化炭素ガスなど)排出量の増加による長期的な気温上昇が重なったと分析。
 これより、今世紀(21世紀)半ばごろまで温暖化ガスの排出量が増え続けると、今世紀末(2076~95年)の20年間の年平均気温が、20世紀末(1980~99年)の20年間より2.5~3.5度上がるとの見通しを示した。地域別では、北日本の太平洋側で平均3.3度、関東甲信や北陸地方で同3.0度上昇するとした。
 ◆世界の二酸化炭素排出量(2010年)
各国の排出量の合計(世界の排出量) 30,276億トン
   国名   排出量(億トン)  割合(%)
 1、中国     7,259      24.0
 2、アメリカ   5,369      17.7
 3、EU      2,972      9.8
 4、インド    1,626      5.4
 5、ロシア    1,581      5.2
 6、日本     1,143      3.8
 7、韓国      563      1.9
 8、カナダ     537      1.8
 9、イラン     509      1.7
 10、サウジアラビア 446      1.5

 晴れ。気温が上昇し、最高気温27℃となるか。シャツのみでも暑い。
 塀から白い花の塊りが飛び出している。花を見たら梅の花に似ている。・・バイカウツギだ。青空の青、葉の緑、花の白・・良いなあ・・。
 名のバイカウツギ(梅花空木)は、花の形が梅の花に似たウツギ(空木)。ウツギは、茎の中が空洞になっているので、「空(うつろ)な木」→「空木(うつぎ)」となったと言う。因みに、バイカウツギの花は四弁花、ウメの花は五弁花。
 バイカウツギ(梅花空木)
 別名:薩摩空木(さつまうつぎ)
 英名:Satsuma mock orange
 学名:Philadelphus satsumi
 ユキノシタ科バイカウツギ属
 落葉性の低木(枝分かれしたブッシュ状)
 日本の原産(本州~九州の山地に自生する)
 開花時期は5月~6月
 花は径3~4cm、白い清楚な四弁花