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ラムサール条約、国内4湿地登録して登録湿地は50カ所

2015-05-30 | 環境
 環境省は、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に、日本から申請していた佐賀県の東よか干潟・肥前鹿島干潟(ともに)、茨城県の涸沼(ひぬま)、群馬県の芳ケ平(よしがだいら)湿地群の4ヵ所が新たに登録されたと発表した(5月29日)。沖縄県の慶良間諸島海域(2005年に登録済み)は、対象面積(353ヘクタール)を8,290ヘクタールに拡張することが決まった。6月1日からウルグアイである条約締約国会議で認定証が授与される。日本の登録湿地は計50ヵ所、対象面積は計148,002となった。
 芳ケ平湿地群:上信越高原国立公園にある中間湿原。
 涸沼:海水と淡水が混じる汽水湖で、渡り鳥が多く飛来。
 東よか干潟・肥前鹿島干潟:いずれも有明海北岸に位置し、ズグロカモメなど希少な渡り鳥が多く飛来する。
 ★ラムサール条約
 イランのラムサールで開催(1971年)された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が採択された。この条約は開催地にちなみ、「ラムサール条約」と呼ばれる。条約の目的は、「特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進すること」である。
 2015年2月現在、締約国数168か国、登録湿地数2,186ヵ所、登録湿地の総面積は208,449,277ヘクタール。

 今日も朝から晴れ。昨夜の雨の痕跡はない、畑へのお湿り程度になったのかな。
 シラーの花が咲き出した、少し遅れて咲き出したのかな。シラーは属名(ユリ科シラー属)なので、色々な種類がある。その中で、良く見られるのが”シラー・ペルビアナ(学名:Scilla peruviana)”で、これをシラーと呼ぶことがある。和名は”大蔓穂(おおつるぼ)”だが”シラー”と呼ばれることが多い。
 小さな花が花茎の先端にまとまり、花色は濃い青紫色。葉は線形や帯状で地際から出ている。
 シラー(シラー・ペルビアナ)
 別名:大蔓穂(おおつるぼ) 英名:Cuban lily 、 Peruvian lily
 学名:Scilla peruviana
 ユリ科ツルボ属(シラー属またはスキラ属)
 原産地はポルトガルなど
 日本へは明治中期に観賞用として渡来
 開花時期は4月~6月
 花色は濃い青紫色や白色
 シラーで一般的なのは、星型の花を沢山付ける”ぺルビアナ(S.peruviana)”と、ベル状の花を数輪咲かせる”カンパニュラータ(S.campanulata)”。