膨大な医学論文を学習した人工知能(AI、artificial intelligence)が、診断が難しい60代の女性患者の白血病タイプを10分ほどで見抜いて、東京大医科学研究所に適切な治療法を助言、女性の回復に貢献していた(8月4日発表)。
AI(artificial intelligence)は物事を学習し、考える能力を持つコンピューターのプログラム。使われたのは米IBMの「ワトソン」。東大とIBMは昨年から、がん研究に関連する約2千万件の論文をワトソンに学習させ、診断に役立てる臨床研究を行っている。
女性患者は昨年、血液がんの一種である「急性骨髄性白血病」と診断されて医科研に入院。2種類の抗がん剤治療を半年続けたが回復が遅く、敗血症などの危険も出た。そこでがんに関係する女性の遺伝子情報をワトソンに入力すると、急性骨髄性白血病のうち「二次性白血病」というタイプであるとの分析結果が出た。ワトソンは抗がん剤を別のものに変えるよう提案。女性は数カ月で回復して退院し、現在は通院治療を続けていると言う。
◆二次がん(二次性発がん)
二次がんとは、がんの治療として受けた抗がん剤や放射線治療により別のがんが二次的に発生してしまうこと。特に放射線治療では発がん性のある放射線を浴びることになるので、白血病などの二次がんが発生することがある。
今日の午前は晴れ~曇り、午後から雨~曇り。七夕祭りの3日間に1日は雨に会う、とのジンクスは今年も当たった。
早朝は雲が多かったので、朝焼けが綺麗だった。

散歩で見た”キョウチクチウ”の花。花は五弁花でとても薄い花弁、花色はピンク色で蕾は紅色。花色には赤・紫紅・白色があり、八重もある。名(キョウチクチウ:夾竹桃)の由来は、葉は竹の葉の様に細くて花は桃に似ているからと言う。
”キョウチクトウ”は道路沿いの並木や公園樹として植えられる。大気汚染に強く強健で育て易いからと言う。優れた園芸植物ではあるが毒性がある。花・葉・枝・根・果実と全てに毒性(経口毒)があり、燃した煙や周辺土壌にも毒性がある。毒は強心配糖体のオレアンドリン(oleandrin)などで、オレアンドリンの毒性は青酸カリよりも強く、致死量は0.30mg/kgとされる。
”キョウチクチウ”には思い出がある。20年程前に転勤で大阪・吹田市に住んでおり、佐竹台の通りの街路樹が”キョウチクトウ”で花がいつも綺麗に咲いていた。この花を見て通勤するのが楽しみだった。
キョウチクトウ(夾竹桃)
別名:半年紅(はんねんこう)、目膨木(みふくらぎ)
キョウチクトウ科キョウチクトウ属
常緑低木~小高木
原産地はインド、中国を経て江戸中期に伝来
開花時期は6月~10月
花径は数cm、花弁は左右非対称で船のスクリューのようにねじれた形
花色は赤・紫紅・桃・白、八重もある




AI(artificial intelligence)は物事を学習し、考える能力を持つコンピューターのプログラム。使われたのは米IBMの「ワトソン」。東大とIBMは昨年から、がん研究に関連する約2千万件の論文をワトソンに学習させ、診断に役立てる臨床研究を行っている。
女性患者は昨年、血液がんの一種である「急性骨髄性白血病」と診断されて医科研に入院。2種類の抗がん剤治療を半年続けたが回復が遅く、敗血症などの危険も出た。そこでがんに関係する女性の遺伝子情報をワトソンに入力すると、急性骨髄性白血病のうち「二次性白血病」というタイプであるとの分析結果が出た。ワトソンは抗がん剤を別のものに変えるよう提案。女性は数カ月で回復して退院し、現在は通院治療を続けていると言う。
◆二次がん(二次性発がん)
二次がんとは、がんの治療として受けた抗がん剤や放射線治療により別のがんが二次的に発生してしまうこと。特に放射線治療では発がん性のある放射線を浴びることになるので、白血病などの二次がんが発生することがある。
今日の午前は晴れ~曇り、午後から雨~曇り。七夕祭りの3日間に1日は雨に会う、とのジンクスは今年も当たった。
早朝は雲が多かったので、朝焼けが綺麗だった。

散歩で見た”キョウチクチウ”の花。花は五弁花でとても薄い花弁、花色はピンク色で蕾は紅色。花色には赤・紫紅・白色があり、八重もある。名(キョウチクチウ:夾竹桃)の由来は、葉は竹の葉の様に細くて花は桃に似ているからと言う。
”キョウチクトウ”は道路沿いの並木や公園樹として植えられる。大気汚染に強く強健で育て易いからと言う。優れた園芸植物ではあるが毒性がある。花・葉・枝・根・果実と全てに毒性(経口毒)があり、燃した煙や周辺土壌にも毒性がある。毒は強心配糖体のオレアンドリン(oleandrin)などで、オレアンドリンの毒性は青酸カリよりも強く、致死量は0.30mg/kgとされる。
”キョウチクチウ”には思い出がある。20年程前に転勤で大阪・吹田市に住んでおり、佐竹台の通りの街路樹が”キョウチクトウ”で花がいつも綺麗に咲いていた。この花を見て通勤するのが楽しみだった。
キョウチクトウ(夾竹桃)
別名:半年紅(はんねんこう)、目膨木(みふくらぎ)
キョウチクトウ科キョウチクトウ属
常緑低木~小高木
原産地はインド、中国を経て江戸中期に伝来
開花時期は6月~10月
花径は数cm、花弁は左右非対称で船のスクリューのようにねじれた形
花色は赤・紫紅・桃・白、八重もある




