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大麻の成分が脳に悪影響を与える仕組みが明らかに

2016-08-30 | 医学
 大麻は脳に悪い影響があると指摘されている。しかし、詳しいメカニズムは分かっていなかった。
 大阪大の木村文隆准教授(神経科学)らのチームが、世界で初めて「大麻の成分が脳に悪影響を与える仕組みを明らかにした」(6月30日、米神経科学学会誌に発表)。
 成果は、大麻(マリファナ)の有効成分でもあるカンナビノイドが、大脳皮質神経回路の破綻をきたすことを発見、この悪影響を与えることの科学的根拠を明らかにした。カンナビノイドの機能を止めることによって、神経回路の破綻を抑制できる可能性もあり、今後、脳損傷、認知症での機能回復に応用できる可能性も期待される。
 グループでは、大麻の吸引で精神作用を引き起こす「カンナビノイド」をマウスの腹部に凡そ5日間注射し、脳の大脳皮質の神経にどのような影響が出るかを調べた。これより、正常なマウスでは神経細胞から伸びた突起が回路のようにつながっているが、カンナビノイドを与えたマウスでは突起が大幅に少なくなり、回路が壊れていた。与えるカンナビノイド量が多いほど影響が大きくなることも確認できた。
 グループによると、大麻の成分に神経の回路を壊す働きがあることを実際の脳で確認したのは世界で初めてとの事。木村准教授は、「カンナビノイドは脳の非常に広い範囲に影響するので、大麻を安易に摂取することは絶対にやめて欲しい」と話している。
 ◆カンナビノイド
 幻覚や鎮痛の作用がある。
 日本では大麻取締法で所有、栽培、譲渡などを禁止されている。しかし、欧米では医薬品として合法化する動きがある。

 朝は曇り、11時頃より雨。夕方には台風10号が上陸。
 畑に出かけ、風に負けない様に支柱などを補強した。畑の隅に何かに絡まって”ノアサガオ”のオーシャンブルーの花が咲いていた。咲いているのは朝だけ、昼ころには萎む。・・アサガオ(朝顔)だから・・。
 花色はオーシャンブルーなので、別名に”オーシャンブルー”とある。また、多年草なので”宿根アサガオ”、沖縄や南西諸島で良く見られるので”琉球アサガオ”と呼ばれる。
 ノアサガオ (野朝顔)
 別名:宿根アサガオ、琉球アサガオ
 英名:blue morning glory(青色の朝顔)
 ヒルガオ科イポメア属
 蔓性宿根多年草
 原産地は熱帯アジア
 開花時期は6月~11月
 花は朝顔に似る、花径8cm~10cm
 花色はオーシャンブルー(青紫色)、白・桃色もある
 ほとんど結実しない