歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

NEC、植物由来原料で漆器調プラスチックを開発

2016-08-21 | 科学・技術
 NECは、京都工芸繊維大学と漆芸家下出祐太郎氏の協力で「漆器並みの色と光沢を併せ持つバイオプラスチックを開発」と発表した(8月17日)。
 NECは草や木などの非食用植物を原料としたバイオプラスチックをパソコンなどの電子機器に採用してきた。今回、用途拡大を目指し、表面処理した炭素微粒子を独自技術で混合することで漆黒並みの低い明度と、高屈折率の芳香環化合物の添加による鮮やかな光沢を両立した。特徴は、通常のプラスチックと同じように熱して溶かし、金型に流し込んでさまざまに加工でき、従来の漆器には難しい形状であっても、自由に形作れる。材料は加工がし易く大量生産ができる、草・藁・木材など。
 バイオプラスチックは石油由来の樹脂より2倍以上高いが、量産化できればコストは下がる、内装・耐久商品に展開したい、と言う。

 晴れ。雲が少なく、風が少しある。気温はとても高く、最高気温35℃位かな。今年一番の気温となるか?。
 散歩道沿いのお宅の玄関前の”カクレミノ”。秋・冬に実が沢山付いていたので、花が咲いているのかな、と思ったら咲いていた。花は小さく、黄緑色なので目立たない。・・やっと見られた。
 ”カクレミノ”は日本原産の常緑樹。本州の千葉以南~沖縄にかけて分布し、湿り気のある樹林内や海岸近くに多く自生している。名(カクレミノ:隠蓑)の由来は、若木の頃の葉は深い切れ込みが入り、その姿が昔の雨具の「蓑(みの)」に形が似ているから、と言う。成長して成木になると切れ込みのない葉が出たり、老木になると古い葉が秋に紅葉し、成長とともに葉が変化していく。
 カクレミノ(隠蓑)
 別名:カラミツデ、テングノウチワ、ミツデ、ミツナガシワ
 学名:Dendropanax trifidus
 ウコギ科カクレミノ属
 常緑の亜高木
 日陰や潮風に優れた耐久力を持っている
 葉の形は変異が大きく、若木では3~5裂し、成木では全縁の楕円形の葉が多くなる
 開花時期は7月~8月
 枝先に散形花序で、黄緑色の小さな両性花と雄花が混じって咲く
 果実は径1cm位で、晩秋に黒紫色に熟す