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環境ホルモンの可能性がある6種類の化学物質を規制検討

2016-08-17 | 環境
 環境省は、ビスフェノールAなど6種類の化学物質について、野生生物の生殖機能や成長に異常を起こす内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の可能性があるとして、確認試験と規制の検討を進める方針を明らかにした(6月25日)。
 メダカを使った試験で次世代に影響が及ぶかを調べ、低い濃度でも異常がみられれば、環境基準の設定などを検討する。欧米でも環境ホルモンを科学的に特定し管理する方法を模索しているが、フランスは先行してビスフェノールAの使用を禁止した。
 化学物質
  ビスフェノールA
  ノニルフェノール
  エストロン
  オクチルフェノール
  ヒドロキシ安息香酸メチル
  ペンチルフェノール
 ◆内分泌かく乱物質(所謂、環境ホルモン)
 体内の諸機能は、微量の内分泌される物質で調節される。外部からの内分泌かく乱物質は、体の機能を調節する仕組みを乱す。プラスチック製造や工業用洗剤などに用いる物質の一部にこうした作用があると見られ、生態系への影響が懸念されている。
 環境省は環境ホルモンへの新たな対応方針「エクステンド2016」を策定。試験対象とする物質の拡大に加え、カエルなどを使った試験法の開発を盛り込んだ。環境ホルモンの人への影響はよく分かっていないが、厚生労働省は「特に検討は進んでいない」としている。

 朝から強い雨。午後近くから晴れ、暑い。でも、少しの風が涼しい。
 玄関横に植えられている”ハナゾノツクバネウツギ”。満開に咲いている。花が咲いている期間(6月~11月)はとても長い。近づくと甘い香りがする。”ハナゾノツクバネウツギ”は歩道などに植えられているから、散歩も楽しくなる。
 名(ハナゾノツクバネウツギ)の由来は、花の残った5枚の咢(がく)の形が”羽根衝きの羽根”に似ており、木の姿が”空木(うつぎ)”に似ていることから、と言う。衝羽根(つくばね)とは正月に遊ぶ羽根つきの羽のこと。
 因みに、アベリアと呼ばれることがある。アベリアとは、本来スイカズラ科ツクバネウツギ属の属名(ラテン名)であり、特定の種の事ではない。この園芸種(ツクバネウツギ属の常緑低木の交配種:Abelia × grandiflora)が多用され、学名も和名も長いので、短い”アベリア”が好まれて使われるようだ。
 ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)
 別名:アベリア
 学名:Abelia×grandiflora(アベリア・グランディフロラ)
   幾つかのアベリア属の交配から作られた園芸種
 スイカズラ科ツクバネウツギ属
 常緑性の低木(寒冷地では落葉)
 開花時期は6月~11月
 花は小さいロート状(径2cm位)
 花色は白やピンク