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2017年の交通事故死は3,694人、過去最少の1949年(3,790人)を下回る

2018-01-07 | 社会・経済
 警察庁のまとめで、2017年の全国の交通事故死者は3,694人で、前年より210人(5.4%)少なかった(1月4日)。これまで最少だった1949年(3,790人)を68年ぶりに下回った。過去の最高は、1970年の16,765人。
 全国の交通事故死は上半期(1~6月)に1,675人で、前年同期から8.3%減となっており、下半期(7~12月)も2,019人と2.8%減だった。死者のうち65歳以上の高齢者は2,020人(全体の54.7%)で、前年より118人(5.5%)減った。飲酒運転による死亡事故は201件で、前年より12件減へり、1993年の1,480件をピークに減少傾向である。因みに、交通事故死者数は1948年から集計している。これまで最少だった1949年は全国の自動車保有台数が約30万台で、現在の約8100万台の0.4%程である。
 都道府県別の死者数は、愛知が200人で15年連続のワースト1、埼玉177人、東京164人と続く。
 政府は2020年までに年間の死者を2500人以下とする数値目標を掲げている。警察庁は高齢者の事故防止対策を強化するなどして目標達成を目指す。

 今日の天気は、朝から晴れ、雲が少ない快晴だ。気温は、最高気温6度・最低気温-1℃の予報。寒いね。
 正月7日は五節句のひとつ、人日(じんじつ)・七草の節句。朝に無病息災を祈って、春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を入れて炊いた粥(七草粥)を食べる。この行事は、平安時代から始まり、室町時代の汁物を原形とし、江戸時代より一般に定着した。
 お店でセットとなった「春の七草」(宮城県蔵王町 春の七草保存会)を購入し、七草粥を作る。
 ◆春の七草
 セリ(芹):芹 (せり)、セリ科
 ナズナ(薺):薺(なずな)、別名:ぺんぺん草、アブラナ科
 ゴギョウ(御形):母子草(ははこぐさ)、キク科
 ハコベラ(繁縷):はこべ、ナデシコ科
 ホトケノザ(仏座):田平子(たびらこ)、キク科
           シソ科のホトケノザではない
 スズナ(菘):蕪(かぶ)、アブラナ科
 スズシロ(須々代):大根(だいこん)、アブラナ科