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地球温暖化による穀物生産被害は世界全体で年間424億ドルと推定

2018-12-17 | 環境
 農研機構は、国立環境研究所・気象庁気象研究所と共同で、地球温暖化が主要穀物の過去30年間(1981年~2010年)の平均収量に与えた影響を、世界全体について評価した。収量は単位面積あたり生産量である。
 評価は、温暖化により世界平均収量が、トウモロコシ;4.1%、コムギ;1.8%、ダイズ;4.5%、それぞれ低下したと推定された。コメについては、世界平均収量に有意な温暖化の影響があったとは言えなかった。金額換算ではトウモロコシ;223億ドル、コムギ;136億ドル、ダイズ;65億ドルと推計され、近年の温暖化による被害額は合計で年間424億ドルに上ると見積もられた。因みに、トウモロコシの被害額は、その世界第3位の生産国であるブラジルの年生産額の2倍に相当した。
 これから、世界平均収量で見ると、既に温暖化による穀物生産被害が生じており、温暖化への適応策の開発・普及が緊急に必要であることが示唆された。

 今日の天気は、曇り~晴れ。朝は雲が多かったが次第に晴れてきた。気温は、最高気温11℃とかで、風も穏やかなので、温かいと感じる・・一杯着てるけど・・。
 小さな花壇で、”ノースポール”が咲いている。冬の寒さでも咲く花だ。
 名(ノースポール)の由来は、群生していると花が株全体を真っ白に覆うように見え、これが北極(North Pole)を連想させる、からと言う。冬に咲く花は少なく、冬のガーデニングを飾る貴重な存在となっている。
 この名は「サカタのタネ」の商品名だが、一般名として使われていると言う。別名は旧学名などから、クリサンセマム、クリサンセマム・ノースポール、クリサンセマム・パルドーサムなど。
 ノースポール
 (Northpole、Paludosum)
 別名:クリサンセマム・ノースポール、クリサンセマム・パルドーサム
 キク科フランスギク属
 秋まき一年草
 原産地はアフリカ北部・地中海沿岸
 日本には1970年前後に入って来た
 開花時期は、12月~6月
 花は径3~4cmで、マーガレットに似た少し小型、白い花(舌状花)で中心の管状花は黄色