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レアメタルを9割以上の効率で回収できる技術を開発

2018-12-23 | 科学・技術
 東京工業大学の塚原剛彦准教授らは、レアメタル(希少金属)を9割以上の効率で回収できる技術を開発した。ゲルを温めると中にレアメタルを閉じ込め、冷やすだけで簡単に取り出せる。有機溶媒を使う従来の手法に比べ、コストを下げられると見込む。5年後の実用化を目指す。
 新技術は、温めるとゲル状になる高分子(ポリマー)と、この高分子とレアメタルをつなぐ物質を使う。レアメタルを硫酸などの酸性の液体に溶かした上で、これらの高分子を混ぜてセ氏40度ほどで温めると、数分でゲル状になりレアメタルを吸着し中に閉じ込める。約10度に冷やした中性の水に浸すとゲルが液状に戻り、レアメタルが取り出せる。複数種類のレアメタルを約9割の効率で回収できた。高分子は約10回繰り返し使える。
 ◆レアメタル
 レアメタルは地球にある量が少なかったり、採ることが難しい金属を言う。ベースメタル以外の金属。
 ベースメタル(コモンメタルやメジャーメタルとも呼ばれる)とは、鉄・銅・亜・アルミニウム等や金・銀などの貴金属以外の金属。
 レアメタルは、それ自身あるいは合金として特殊な機能を発揮する金属で、コバルト・チタン・ニオブ・バナジウム・レアアース(希土類元素)などである。
 「レアメタル」は、日本独自の用語であり、海外では「マイナーメタル」と呼ばれる。
 「レアメタル」の用途は大きく分けて3つある。
   構造材への添加
   電子材料・磁性材料
   機能性材料

 今日は、天皇誕生日(12月23日)、85歳になられた。長い間、ありがとうございます。
 天気は曇り、薄い雲だが日は射さない。夕方から雨の予報・・雪ではない!!。
 駐車場の隅の”ナナカマド、葉が全て落ち、赤い実だけが残っている。赤い実だけでも綺麗だな。
 名(ナナカマド)の由来には諸説あり、有力な説は「堅い木で七度竃(かまど)にくべても燃えない」との説。”ナナカマド”の木は極上備長炭となる事が知られており、他の説に「7日ほど炭窯(すみがま)で焼くと良質の硬炭ができる木」からの説もある。
 ナナカマド(七竈)
 別名:山南天(やまなんてん)
 バラ科ナナカマド属
 落葉小高木
 北海道~九州、朝鮮・樺太・南千島に分布
 開花時期は5月~7月
 枝先に複散房花序を出し、白い小さな花が沢山咲く
 花弁は5枚、花色は白
 成実期は9月~11月、球形の果実(径は数mm)