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  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

世界の富豪は1,826人と史上最多に、日本人は24人に減る

2015-05-13 | 国際・政治
 昨年、海外旅行の中国人は凡そ1億1000万人、日本には約240万人が訪れた。近年、中国の経済は成長し、沢山の富豪を生み出している。
 米経済誌フォーブスが発表した2015年版の世界長者番付によると、資産10億ドル(約1200億円)以上の富豪は1826人(前年より181人増)と史上最多となった(3月2日発表)。純資産の合計は7.05兆ドル(約846兆円)。
 長者番付の1位は前年同様のビル・ゲイツ、資産は792億ドル(約9.5兆円)。
 日本人としての1位はファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井社長、全体では41位、資産は202億ドル(約2.4兆円)。2位は前年に日本人首位だったソフトバンクの孫正義社長、全体では75位、資産は141億ドル(約1.7兆円)。
 富豪者数の国別では、アメリカ536人(前年492人)、中国213人(前年152人)、ドイツ103人(前年85人)、インド90人(前年56人)、ロシア88人(前年111人)、イギリス53人(前年47人)、フランス47人(前年43人)、台湾33人(前年28人)、韓国30人(前年27人)、日本24人(前年27人)・・である。
 ◆世界長者番付 2015年
 順位  名前      国籍   資産(10億$)
 1、Bill Gates     アメリカ  79.2
 2、Carlos Slim Helu  メキシコ  77.1
 3、Warren Buffett   アメリカ  72.7
 4、Amancio Ortega   スペイン  64.5
 5、Larry Ellison    アメリカ  54.3
  ・
 41、柳井正(ファーストリテイリング) 20.2
 75、孫正義(ソフトバンク)      14.1
 151、三木谷浩史(楽天)        8.7
 174、滝崎武光(キーエンス)      7.6
 265、高原慶一朗(ユニ・チャーム)   5.6

 雲が多いが概ね晴れ。昨夜から台風の接近で大雨も予想されたがお湿り程度の雨だった。・・畑に水やりしなくては。
 玄関前に植えられている”トキワマンサク”に白い花が咲き満開だ。樹全体を覆う程の花を咲かせている。先日紹介した”ベニバナトキワマンサク”はトキワマンサクの変種。(ベニバナトキワマンサクは5月8日ブログの花)。葉は常緑(トキワ)、マンサクの様な細い紐状の花で色は白。
 環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
 因みに、マンサクは「マンサク科マンサク属」で落葉する高木、花色は黄色である。
 トキワマンサク(常盤満作)
 マンサク科トキワマンサク属
 学名:Loropetalum chinense
 常緑性の低木~中高木(樹高は3m~4m)
 原産地は中国南東部、インド北東部、日本
 開花時期は4月~5月


時差ぼけ回復の神経細胞を突きとめた

2015-05-12 | 健康・病気

 岡山大学の吉井大志准教授(時間生物学)は、ドイツ・ビュルツブルク大学の研究者らと共同で、体内時計と生活時間のずれで生じる「時差ボケ」にかかわる神経細胞を発見したと発表した(5月11日)。米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に掲載された。
 時差ボケに強いキイロショウジョウバエを使って実験した、このハエは人と似た体内時計を持つ。キイロショウジョウバエの体内時計は、約150個の脳神経細胞と、光に反応する性質のあるタンパク質「クリプトクロム」が関わっていることが知られている。チームは、約150個のうち特定の脳神経細胞だけがクリプトクロムを持つハエを十数種類誕生させ、光を当てる時間をずらし、活動が鈍る期間を調べる実験を繰り返した。多くのハエは時差ぼけの回復に1週間程度かかったが、特定の14個の細胞にクリプトクロムを持つハエは翌日には時差に順応できた。つまり、これらの神経細胞が働き、体内時計を太陽の周期に合わせていることが明らかになった。
 吉井准教授は「体内時計のメカニズムが解明されれば、海外旅行や夜間勤務などで時差ぼけに悩まされる人向けの新薬開発につながる可能性もある」と言う。
 ◆時差ぼけ(jet lag)
 時差ぼけ、とは通称。数時間以上の時差がある地域間を飛行機などで短時間で移動した際に起こる、心身の不調状態を言う。主な症状は、睡眠障害(概ね約1週間程度で解消)、昼夜逆転生活、集中力・判断力の低下、胃腸障害、吐き気、頭痛。


 曇り。台風6号の接近で、東日本は今夜からあすの未明にかけて、暴風や大雨に警戒が必要との事。
 散歩で見つけた。ツキヌキニンドウの花が咲き出した。花の姿は細くて先端の開いた漏斗(ろうと)状、この花を枝先に10輪ほどまとめて咲かせる。花色は赤色と良くみかけるポピュラーな品種。花後には大豆位の大きさの真っ赤な美しい実を付ける。
 名のニンドウ(忍冬)は、冬でも葉を落とさず頑張っているから。ツキヌキニンドウ(突抜忍冬 、突貫忍冬)のツキヌキは、花に近い対の葉が合着して1枚の葉になり、これが葉を貫いて花茎が出ている様に見えるから。
 ツキヌキニンドウ(突抜忍冬、突貫忍冬)
 別名:ロニセラ、ロニケラ(Lonicera)
 スイカズラ科スイカズラ属
 常緑蔓性木(冬はかなり葉が落ちる、ツルは数m)
 北アメリカ原産、明治時代に渡来
 開花時期は4月~10月(盛りは5月・6月)
 花は細い先端の開いロート状で、枝先に10輪位纏まって咲く
 花色には紅・橙色・黄色・赤紫色もある



従来の20倍の明るさで光る発光タンパク質を開発

2015-05-11 | 科学・技術
 大阪大学永井健治教授らの研究グループが、肉眼でも観察できる明るさを持つ「発光たんぱく質」を開発した。成果を米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載した(3月24日付)。
 研究グループはほたるのように自ら光を発する海洋生物「ウミシイタケ」に注目。発光たんぱく質「ウミシイタケルシフェラーゼ」とクラゲやサンゴから採取した蛍光たんぱく質を組合わせ、新たなたんぱく質を開発した。これを細胞に組み込み、発光基質と呼ばれる化学物質を加えると、肉眼でも観察できるくらい明るい色(従来の約20倍)を出すことに成功した。特定の遺伝子や細胞の目印にでき、がんやiPS細胞研究などへの応用が期待される。
 細胞や組織の観察・研究には、オワンクラゲから見つかった「緑色蛍光タンパク質(GFP)」を改変したタンパク質が使われ、光らせるために有害な紫外線などを当てることが必要。iPS細胞(人工多能性幹細胞)・ES細胞(胚性幹細胞)は光に弱く、長時間観察できない課題がある。
 ES細胞(胚性幹細胞)の実験に使えるか試した。「Oct4」など万能性に関わる3つの遺伝子についてそれぞれ青・緑・オレンジと色を分けて同時に観察できた。

 晴れ。雲がほとんど見えない、晴れ上がった。日差しが強く感じる。
 お隣さんの畑で、シュンギクが花を付けている。シュンギクは葉・茎を食べる野菜であるが、こんな綺麗な花が咲くとは思わなかった。でも調べたら、食用にするのは東アジア地域だけで、他では花の観賞用(切り花)とか。日本に渡来したのは数百年前(室町時代か)で、原産地の地中海沿岸から中国・東南アジア・朝鮮半島を経て九州へ、食用にするのはこれらの地域だけのようだ。
 名(シュンギク:春菊)は、菊の花は一般に秋に咲くがこの菊は春に花が咲く、ことからと言う。地方(関西など)によっては、”菊菜:きくな”とも呼ばれる。
 シュンギク(春菊)
 キク科シュンギク属
 1~2年生草本
 原産地は地中海地方
 ヨーロッパでは観賞用(切り花)として栽培される
 開花時期は5月
 食用として旬は11月~3月、独特の香りとほろ苦さがある
 花色は黄色、舌状花の外側が白い覆輪になっているものがある


国の借金が過去最高の1053兆円、国民1人あたり830万円

2015-05-10 | 社会・経済
 財務省の発表(5月8日)。
 国の借金(2014年度末時点の国債や借入金など)の残高は1053兆3572億円だった。2013年度末から28兆4003億円増で、過去最高を更新した。国の借金は、2013年6月末に1000兆円を超え、減ることなく現在にいたる。
 残高の内訳は、
 国債が881兆4847億円(前年度より大幅で、27兆7211億円増)
 借入金が54兆9841億円
 国庫の資金繰りに使う政府短期証券が116兆8883億円
 この借金は、国民1人あたりでは、約830万円の借金となる。(人口の概算:1億2691万人)
 ◆2014年の政府総債務残高(対GDP比)ランキング
 順位 国    対GDP比(%)
 1位 日本    246
 2位 ギリシャ  177
 3位 ジャマイカ  141
 4位 レバノン   134
 5位 イタリア   132
 6位 ポルトガル  130
 7位 エリトリア  125
 8位 カーボヴェルデ 112
 9位 アイルランド  109
 10位 ブータン    107

 晴れ。風が強く、気温は最高気温20℃とかで、少し寒さを感じる。
 近所の公園で見かけた、マツバウンランの花。細い茎が高さ50cm位にヒョロリと伸び、その頂部に淡青紫色の花がついている。花は小さく唇形をしており、花冠は上下に深く2つに裂けている。
 名(マツバウンラン)は、葉が細くて「松葉」の様で、花は海蘭(ウンラン)に似ているからと言う。因みに、近縁種に似た名の”ホソバウンラン(別名:トードフラックス)”がある。花色はバターと卵の色、黄色と淡黄色。

マツバウンラン(松葉海蘭)
 ゴマノハグサ科(リナリア属)ウンラン属
 1~2年草(越年草)
 原産地は北アメリカの帰化植物
 開花時期は4月~5月
 花径は1cm位、花色は淡青紫色


「母の日」にプレゼントする方は6割

2015-05-09 | 日記・エッセイ・コラム
 明日(5月10日)は、5月の第2日曜日で「母の日」である。”日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日”である。父の日もあり、”父に感謝を表す日”で、6月第3日曜日(今年は6月21日)。
 「母の日」には何かを贈ろうとしている方がいらっしゃると思う。アンケートによると、約6割の方が何かプレゼントを贈る予定があるとの事。
 アンケートは、アサヒグループホールディングスによるもので、
 調査は全国の20歳以上の男女1,938人(有効回答数:男性941人、女性997人)
 Web調査、調査期間:2015年4月23日~4月28日
 ◆母の日に何か贈る
  何かプレゼントを送る予定   32.8%
  既にプレゼントを決めている  23.6%
  贈る予定はない        23.3%
  まだ決めていない、わからない 14.9%
  モノでないものを贈る予定    5.4%
 ◆誰に贈る(複数回答)
  自分の母    87.3%
  義理の母    37.7%
  妻(男性回答) 4.7%
  祖母      0.9%
  知人女性    0.9%
 ◆今年の「母の日」に贈りたいものは(3つまで回答)
  カーネーション   31.1%
  ケーキ・お菓子   25.6%
  カーネーション以外の花、観葉植物 24.3%
 ◆今年の「母の日」に欲しいものは(3つまで回答)
  レストランなどで一緒に外食 27.2%
  ケーキ・お菓子    25.6%
  カーネーション    16.7%

 午前は晴れ。午後より雲多く曇り。夕方か夜に雨の予報・・一雨是非に。
 塀にしている植栽の根本に”ミヤマホタルカズラ”の花が今年も沢山咲き出した。花は星形で、小さく(花径1.5cm前後)、花色は青や白。青色と白色の”ザ・スター”と呼ばれる花もある。
 茎は枝分かれしながら地面を這い、マット状に広かっている。茎には細く小さな固い葉が付いている。ロックガーデンとして人気がある。
 名のホタルは、花色が美しい鮮かな青色で蛍光色を帯びている様に見え、これを「ホタル」に例えたと言う。
 ミヤマホタルカズラ(深山蛍葛)
 別名:リソドラ(Lithodora)
 ムラサキ科ミヤマホタルカズラ属(リソドラ属)
 耐寒性常緑匍匐性低木(多年草扱い)
 原産地はヨーロッパの南西部
 開花時期は4月~5月


2014年度のエンゲル係数は24.3%、1993年度以来の高水準

2015-05-08 | 社会・経済
 総務省によると、エンゲル係数は2014年度平均で24.3%、1993年度(平成5年度)以来の21年ぶりの高水準になった。各家庭が消費増税後の節約志向で支出全体を抑え、円安などの影響で食料品価格が上昇したからと言う。
 14年度の消費者物価指数は消費増税分を含めて前年度より2.9%上昇した。うち食料品の物価は円安で食料・家畜用飼料の輸入価格の上昇もあり、4.4%上昇した。これにより食料品への支出割合が高まった。支出も全般的に減らしている。
 ◆エンゲル係数(英語:Engel's coefficient、ドイツ語:Engelsches Gesetz)
 係数は家計の消費支出に占める飲食費の割合(パーセント表示)。ドイツの社会統計学者エルンスト・エンゲルが1857年の論文で発表。
 一般に、エンゲル係数の値が高いほど生活水準は低いとされる。これは、食費(食糧・水など)は生命維持を担い、極端な節約が困難とされるためである(エンゲルの法則)。しかし、エンゲル係数と生活水準の相関は単純な反比例となってはいない。
 日本でのエンゲル係数(農林漁家を除く二人以上の世帯)は、
 1965年(昭和40年)は38.1%。次第に生活水準の向上に伴い低下が続き、1979年(昭和54年)には29.2%と30%を下回る。2005年(平成17年)に22.9%となるが、2012年(平成24年)は23.5%となる。
 諸外国では(総務省統計局「世界の統計2008」食費の割合)、
 アメリカ:19.3%、カナダ:23.5%、イギリス:24.9%、韓国:32.9%、トルコ:35.5% 。

 雲が出て、チラリと小雨があったが、概ね晴れ。
 住宅地の散歩道で、塀越しに”ベニバナトキワマンサク”の大きな木に花が咲き出した。冬でも落葉しない樹で、葉は赤紫色。マンサクの花は黄色の細い紐状、この花は紅色の細い紐状、良く似ている。でもマンサクはマンサク科マンサク属で、トキワマンサクはマンサク科トキワマンサク属と属が異なる。ベニバナトキワマンサクはトキワマンサクの変種。
 ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)
 別名:赤花常盤万作(あかばなときわまんさく)
 マンサク科トキワマンサク属(ロロペタルム属)
 耐寒性常緑小高木
 原産地は日本、中国南東部、インド北東部
 マンサク科トキワマンサク属の 「トキワマンサク(常盤万作)」の変種の紅花品種
 開花時期は4月~5月
 トキワマンサクは白花、ベニバナトキワマンサクは赤花


日本の旅行・観光競争力は世界9位、前回(14位)より評価向上

2015-05-07 | 国際・政治
 ダボス会議の主催で知られる「世界経済フォーラム(WEF)」は、2015年の「旅行・観光競争力報告書」を発表した。
 レポートは隔年で発表される。評価は、その国の旅行・観光産業が持続・発展する基盤を評価し数値化したもので、「政策・環境・交通インフラ等14項目、70以上の指標で調査し、1~7のスコア」で評価する。今回評価は141ヵ国・地域である(2013年は140ヵ国、2011年は139ヵ国)。
 このランキングで、日本は9位にランクされた。2013年は14位、2011年は22位、2009年は25位とランクアップしている。評価が高かったのは、文化(観光資源)・安全・衛生・交通インフラなど。低いのは、価格競争など。
 ◆旅行・観光競争力 2015年版
 ランク 国・地域  スコア
 1、  スペイン   5.3
 2、  フランス   5.2
 3、  ドイツ    5.2
 4、  米国     5.1
 5、  英国     5.1
 6、  スイス    5.0
 7、  オーストラリア 5.0
 8、  イタリア   5.0
 9、  日本     4.9
 10、 カナダ    4.9
 11、 シンガポール 4.9
 12、 オーストリア 4.8
 13、 香港     4.7

 曇り、後晴れ。日毎に気温は高くなっている・・もうじき初夏だ。
 空き地に雑草が繁茂し、ハルジオンも花が咲いている。花の風情は可憐で、花言葉は”追想の愛”、名前も日本調だが北米原産の帰化植物。日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
 花は細い舌状花を持ち、花色は白・ピンクがある。ハルジオンに良く似た花に”ヒメジョオン:姫女苑”があり、6月頃から咲き始める。両者の見分けは少々難しいが、ハルジオンの蕾は下を向いて項垂れている様子で、葉は茎を抱く。
 名(ハルジョオン:春紫苑)は牧野富太郎博士の命名で、春に咲く紫苑(しおん)からとの事。一部地域で、”貧乏草”と呼ばれるが、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」、「どんな貧乏な家でも生える」、からと言われる。
 ハルジオン(春紫苑)
 別名:春女苑(はるじょおん)、春紫苑(はるしおん)
 キク科ムカシヨモギ属
 多年草(丈は30cm~80cm)
 北米原産の帰化植物、1920年頃に観賞用として輸入
 開花時期は4月~5月


お母さんに優しい国ランキングで、日本は32位

2015-05-06 | 社会・経済
 子ども支援の国際NGO「Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)」は、年次報告書「お母さんにやさしい国ランキング」の2015年版を発表した(5月4日)。
 ランキングは、世界179ヵ国を対象とし、mothers' Index(母親指標)によりランク付けしている。指標は5項目で、母(妊産婦死亡の生涯リスク)、子(5歳未満児の死亡率)、教育(公教育の在籍年数)、経済(国民1人当たりの所得)、政治(女性議員の割合)である。発表は今年で16回目となる。
 ランキングの上位は常に北欧諸国で、今年は昨年1位のフィンランドを抜いてノルウェーが首位となった。欧州以外の国で上位10ヵ国に入ったのは、9位のオーストラリアのみ。
 日本は32位で、最近は30位前後と概ね韓国と同じ。因みに、米国は33位(昨年は31位)で、これは米国における妊産婦が死亡する生涯リスクは1800人に1人と、先進国の中で最悪の水準からと言う。

 晴れ。今日も晴れて畑は乾燥している。・・雨が欲しい。
 お隣の畑の空き地にワスレナグサが纏まって咲いている。小さなお花で可憐な花だ、纏まって咲いていると花の美しさが引き立つようだ。特に植えた記憶もないからどこからかのこぼれ種かな。
 ワスレナグサ(勿忘草)は、ムラサキ科ワスレナグサ属植物の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種”シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)”の和名と言う。園芸でワスレナグサとして広く流通しているのは、ノハラワスレナグサ(学名:Myosotis alpestris)、エゾムラサキ(学名:Myosotis sylvatica)とこれらの園芸品種との事。
 名(ワスレナグサ:勿忘草)の由来は、英名:Forget-me-notの直訳からと言う。1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳されたとの事。
 ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)
 英名:Forget-me-not
 ムラサキ科ワスレナグサ属
 二年草(夏枯れるので一年草扱い)
 ヨーロッパ原産、明治時代に渡来
 開花時期は4月~7月
 花は5弁花で径数mm
 花色は淡青紫でピンク・白がある
 花の中央には黄色・白色の小斑点


減少し続ける子供の人口

2015-05-05 | 社会・経済
 今日は5月5日、こどもの日(国民の祝日、休日)である。
 節気では立夏(2015年は5月6日、夏の気配が感じられるころ)。節句では端午(たんご)の節句、五節句の一つで菖蒲の節句とも呼ばれ、男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う。
 子供とは15歳未満の年少者、この子供の人口が減少し続けている。
 総務省統計局による、平成27年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)の推計では、こどもの数は1617万人(前年より16万人減)、昭和57年から34年連続の減少。総人口におけるこどもの割合は12.7%で、41年連続して低下。このこどもの割合は諸外国より最も低くなっている。
 ◆平成27年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)
 こどもの数 1617万人(前年1633万人) 34年連続の減少、過去最低
       男子:828万人(836万人)
       女子:788万人(796万人)
 ◆こどもの数の年齢3歳階級別
 12~14歳:347万人(総人口の割合2.7%)
  9~11歳:325万人(同2.6%)
  6~8歳:321万人(同2.5%)
  3~5歳:315万人(同2.5%)
  0~2歳:309万人(同2.4%)
 ◆各国における子供の割合(人口4000万人以上)
    (国連人口統計年鑑 2013年版)
 日本 :12.7(2015.4.1)
 韓国 :14.3(2014.7.1)
 中国 :16.5(2014.12.31)
 フランス:18.6(2015.1.1)
 アメリカ:19.3(2013.7.1)

 朝から晴れ。昨夜に雨が降ったが一時的で畑には降雨の跡もなかった。晴天が続くと水やりが必要となる・・纏まった雨が欲しい。
 クレマチスが塀から家に伸び、屋根まで達している。花も沢山。
 クレマティスはキンポウゲ科の属名(クレマチス属)で、つる性の多年性植物。世界には約250種程あり、園芸品種でも120種以上と人気植物である。花色・開花様式・花被片数などの多様性が富むからなのかな。
 花被片数が6枚のテッセン(鉄線)と呼ばれるもの、8枚のカザグルマ(風車) の他に4枚や12枚、50枚ものもある。この咲いているクレマチスは花被片4枚で、モンタナ系と思う(種名は判らない)。
 クレマチス(Clematis)
 別名:テッセン(鉄線)、カザグルマ(風車) など
   テッセンは中国原産、カザグルマは日本原産
 キンポゲ科クレマチス属(センニンソウ属)
 蔓性多年草
 開花時期は4月~10月
 花色は青・赤紫・桃・赤・白・緑
 花弁に見えるは花被片(萼片)


中学・高校生の悩みは勉強のこと

2015-05-04 | 受験・学校
 三菱UFJリサーチ&コンサルテングの調査によると、中学生・高校生とも最大の悩みは勉強のこと。悩み事の相談相手は、中学生は母親。高校生は2割が学校の友達だが、相談している人はいないが4割。
 ◆全国の中学・高校生(1200人)への調査
 最大の悩み
 中学生 勉強のこと    45.8%
     学校生活に関すること 9.2%
     将来のこと    6.5%
     友達のこと    5.8%
     身長や体重・外見 3.7%
      ・
     悩んでいることはない 19.3%
 高校生 勉強のこと    29.2%
     将来のこと    20.0%
     学校生活に関すること 7.3%
     好きな異性のこと 6.7%
     無力感・やる気がでないこと 5.8%
     身長や体重・外見 5.7%
     ・
     悩んでいることはない 14.5%
 悩み事の相談相手
 中学生 母親    48.6%
     学校の友達 22.9%
     父親    5.2%
      ・
     相談している人はいない 16.3%
 高校生 学校の友達 22.8%
     母親    18.1%
      ・
     相談している人はいない 41.9%
 ◆調査
 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
 「子育て支援策等に関する調査 2014」
 調査対象 未就学児父母調査:未就学児を持つ父母4,000名
      中高生調査:中学生、高校生1,200名
 調査期間 2014年6月
 調査結果の詳細は、上記調査者から購入できる

 早朝には濃い霧だったが、次第に晴れた。暫く晴天が続いたが今夜から雨の予想。畑にはお湿りが必要だから、良かった。
 土手沿いの道の空き地(花畑?)で”カラー”が咲き始めていた。カラーは2タイプに分けられ、栽培上で湿地でよく育つ「湿地性」と、乾燥した土地を好む「畑地性」があると言う。このカラーはどちらなのかは判らない。
 カラーは純白の仏炎苞がとても魅力的である。数十cmの花茎を伸ばし、茎の頂部に漏斗状の巻いた純白の仏炎苞(ぶつえんほう)をつける。花は黄色で花序軸上に密集し、仏炎苞に包まれる肉穂花序(にくすいかじょ)。
 ◆仏炎苞
  苞が大型に変化して、花弁(はなびら)の様になったもの。
  仏像の背にある光背に、形・雰囲気が似ていることから。
  白・赤・黄・紫などの色があり、とても綺麗。
 葉は楕円形・矢じり型・ハート型などがあり、白い斑点があることが多い。柄は太長く、基部は鞘状になる。名(カラー)の由来に、仏炎苞がワイシャツの襟(Collar)に似ていることから、との説がある。
 カラー
 別名:海芋(かいう)、オランダカイウ
 英名:Calla、Calla lily
 サトイモ科オランダカイウ属
 多年草(球根)
 原産地は南アフリカ、日本には江戸末期にオランダから渡来
 開花時期は5月~7月


今日で憲法施行から68年

2015-05-03 | 日記・エッセイ・コラム
 5月3日(今日)は憲法記念日。現在の日本国憲法は、1946年(昭和21年)11月3日に公布、1947年(昭和22年)5月3日に施行され、施行から満68年となる。この憲法は人間で言えば高齢者、健康診断や治療が欠かせない年齢だ。改憲・護憲・加憲等の論議が起こるが、国の将来のために、安全・安心な国造りの論議となって欲しい。
 憲法に関する調査が行われている。
 朝日新聞社(全国郵送世論調査)では、
  憲法改正の是非 「変える必要はない」が48%(昨年2月の調査は50%)
          「変える必要がある」が43%(昨年2月の調査は44%)
  憲法9条について  「変えない方がよい」が63%(昨年2月は64%)
           「変える方がよい」が29%(昨年2月は29%)
 NHK(NHKの世論調査)によると、
  憲法改正の是非 「改正する必要はないと思う」は25%
          「改正する必要があると思う」は28%
          「どちらともいえない」は43%
  憲法9条について 「改正する必要はないと思う」は38%
           「改正する必要があると思う」は22%
           「どちらともいえない」は34%
 日本経済新聞社とテレビ東京(共同の世論調査)
  憲法改正の是非 「現在のままでよい」は44%
          「改正すべきだ」は42%

 晴れ。風も穏やか。少し早足では汗ばむ程の陽気。今日の畑作業は、枝豆の種まき。・・早く枝豆が美味しい季節となれば良いね。
 畑までの往復路でライラックの花が咲き始めた。ライラックの和名は紫丁香花(むらさきはしどい)、花色は淡紫色。花色には、白や赤もある。良い香りがあり、香水の原料ともされる。
 シャンソンの名曲「リラの花咲く頃(仏:Quand refleuriront les lilas blancs)」のリラとはこのライラック(英:Lilac)のこと、仏語では”Lilas”。
 北海道を中心とする北国の代表的な花木で、札幌市の花となっている。花が咲く5月中旬に札幌市の大通公園・川下公園で”さっぽろライラックまつり”が開催される。(2015年は、5月20日~5月31日)
 ライラック(英:Lilac)
 別名:紫丁香花(むらさきはしどい)、リラ(仏:Lilas)
 モクセイ科ハシドイ属
 耐寒性落葉中木
 原産地はヨーロッパ南東部、日本には明治中期に渡来
 開花時期は4月~6月
 4弁花で密生して咲く、一重咲き・八重咲きがある
 花色は、淡紫・白・赤など
 芳香あり、香水の原料となる


2014年度平均有効求人倍率は1.11倍で、23年ぶりの高水準

2015-05-02 | 社会・経済
 政府の発表によると、2014年度平均有効求人倍率は1.11倍で、前年度より0.14ポイント高く、バブル景気末期の1991年度(1.34倍)以来23年ぶりの高水準となった(5月1日発表)。
 改善は5年連続で、年度平均有効求人倍率が1.0倍台を回復したのは、リーマン・ショック前の2007年度(1.02倍)以来である。全産業の求人伸び幅は約35万人で、大きく寄与したのは医療・福祉の求人約20万人増である。
 厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率は、1.15倍で前月と同じだった。
 総務省によると、3月の就業者数は6,319万人(前年の同じ月より21万人増)で4ヵ月連続で増加。完全失業者数は228万人(前年の同じ月より18万人減)で58ヵ月連続の減少。これにより、全国の完全失業率は、3.4%(前月より0.1%減)と2ヵ月連続で改善した。
 ◆有効求人倍率
 公共職業安定所で扱った「月間有効求人数」を「月間有効求職者数」で割ったもの。

 晴れ。今日も青空が広がる。
 近所のギョイコウ(御衣黄)が満開となってから1週間程となり、そろそろ散り始める。咲き始めの花色は白~淡緑色で、中心に紅色の条線が見える。この花色は次第に変化し、中心部から赤みが強くなり(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。(咲き始めの花色は、4月26日ブログに)
 ギョイコウ(御衣黄)
 学名:Prunus lannesiana cv. Gioiko
 バラ科サクラ属、オオシマザクラ系のサトザクラ
 落葉高木
 開花時期は4月下旬~5月上旬


今年(2015年)のがん患者数は、昨年より10万人増の98万人と推計される

2015-05-01 | 健康・病気
 国立がん研究センターは、今年(2015年)新たにがんになる患者数が、昨年より約10万人増の98万2100人になると推計した(4月28日発表)。また、がんによる死亡者数は、昨年(2014年)より約4000人増の37万9000人と予測した。
 新たにがんになる患者の種類別では、大腸がんがこれまでの3位から1位となり、胃がん・肺がんを抜いた。死亡者数は、1位が肺がんで、昨年は3位だった大腸がんが胃がんを抜いて2位となった。
 同センターによると、大腸がんの増加は主に高齢化の影響。肺がんは、喫煙率が最も高かった1960年代に20代・30代だった男性が高齢となり、発症が増えたためとの事。
 ◆2015年のがん患者推計(国立がん研究センターより)
 順位(前年)   推計患者数
 1(3)大腸    13万5800人
 2(2)肺     13万3500人
 3(1)胃     13万3000人
 4(5)前立腺   9万8400人
 5(4)乳房(女) 8万9400人
 死亡者の推計
 1(1)肺     7万7200人
 2(3)大腸    5万6000人
 3(2)胃     4万9400人
 4(4)膵臓    3万2800人
 5(5)肝臓    2万8900人

 久し振りに畑に行ってきた。ここ暫く、痛い・眠い・怠いの体調不良で畑作業はお休みだった。
 畑へのあぜ道にカキドオシが咲いている。なんか急に咲き出した風情だ。
 カキドオシはいたる所で見られる多年草。葉は丸い形から狭い扇形を切り取った様である。花は小さくユニークだけど素敵だ。茎は長く横に這い、所々から根を下ろし、横枝は時に多少立ち上がることもある。
 名(カキドオシ:垣通し)の由来は、隣から垣根をくぐりぬけて侵入するから、と言う。
 カキドオシ(垣通し)
 別名:疳取草(かんとりそう)
   子供の疳を取り除く薬となるから、生薬名は連銭草(れんせんそう)
 シソ科カキドオシ属
 つる性の多年草
 開花時期は4月~5月
 花は葉腋から出て、長さ15mm~25mmの淡紫色の唇形花冠