道新ぎゃらりー( http://gallery.doshin-cc.com/ )が来年春で閉鎖します。すでに関係者には連絡が行っています。
北海道新聞社の建設中の新社屋には、現在のようなギャラリーは併設しないようです。
道新ぎゃらりーは2003年10月20日、中央区北1西2の札幌時計台ビル(札幌市時計台の北側)地下にオープンしました。
当初のおも . . . 本文を読む
江別の陶芸家・画家の長畑ふみ子さんから届いたはがきを一読して驚きました。
長畑さんが例年個展の会場としてきた、札幌市北区の画廊喫茶「手風琴」が昨年閉店したため、今年は札幌市資料館で個展を開くという意味のことが書いてあったのです。
ネット検索してみると、9月30日に閉店したとあります。
「手風琴」はJR学園都市線「あいの里教育大駅」のすぐ前にあり、1986年の開店。
おもに地元の画家や . . . 本文を読む
札幌で長く美術展の企画やオルタナティブスペースの運営に携わってきた中森敏夫さんが3月25日深夜亡くなったそうです。
正確な年齢が分かりません。確か1946年生まれです。
この3カ月ほど入院していたそうですが、体調はかなり前から悪そうだったと記憶しています。筆者は札幌に戻ってきてから一度も話をしていませんでした。
もともと札幌の中心部(現在のpivot)で営んでいた「中森花器店」を親から引 . . . 本文を読む
昨年末に閉鎖となったギャラリーレタラ(札幌市中央区北1西28、MOMA Place 3階)ですが、「レタラ・スペース」として再開する旨、おはがきが来ました。
企画中心だったギャラリーレタラと違い、レンタルギャラリーになるそうですが、担当者はこれまでと同様、泉修次さんです。
旧レタラの残務整理が3月まであるので、4月から利用できるそうですが、泉さんによるとまだ申し込みはほとんどないとのこと。 . . . 本文を読む
(3月29日、作品画像を追加しました)
写実系の画家が集まっており、特に近年は東京芸大を卒業したスーパーリアル派が多数参入して洋画愛好者から注目されている日展系の団体公募展「白日会はくじつかい」(むろん、日展には出していない人もいる)。
今年の白日賞(副賞クサカベ賞)に、オホーツク管内湧別町の伊藤英二さんが選ばれました。同時に会友にも推挙されました。
おめでとうございます!
白日賞は最 . . . 本文を読む
北海道新聞2023年3月16日「おくやみ」面の札幌市清田区の項に載っている菱川和子さんは、年齢や住所から推して、抽象画家の菱川さんだと思われます。
菱川さんは、1990年代からゼロ年代にかけ、札幌やパリで何度か個展を開きました。構えの大きな、黒や原色をぐいぐいと使った作品を発表していました。道内の団体公募展には所属していなかったと記憶しています。
14日死去、89歳でした。
ご冥福をお祈り . . . 本文を読む
札幌市西区琴似1の1にある画廊喫茶「カフェ北都館ギャラリー」の営業時間が3月1日から変わります。
これまで、水木金曜は午前10時~午後10時、土日月曜は午前10時~午後7時(展示は午後5時まで)でしたが、3月からは午前10時~午後7時と大幅に繰り上がります。
火曜休みは変更ありません。
最近の電気料金値上げが大きく響いたときいています。
それにしても、仕事帰りに寄れるギャラリーがだ . . . 本文を読む
昨年末の「ギャラリーレタラ・ファイナル」展(2022年12月7~25日)をもって閉じた札幌・円山地区のギャラリーレタラから
「ギャラリーレタラの12年」
という小冊子を恵送していただきました。
ありがとうございます。
16ページという薄さですが、佐藤友哉さん(美術評論家)の巻頭言に続き、2010年10月30日~11月30日の「浅葉克己展 デザイン生活」を皮切りに、
・同ギャラリーで開催され . . . 本文を読む
TBS系(道内はHBC)の人気番組「マツコの知らない世界」の、2月7日夜8時57分からの放送に、ミュージアムグッズ愛好家として知られる大澤夏美さんが登場します。
番組の公式サイト( https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/ )には
【博物館グッズの世界】
博物館グッズは「しょぼい」「ガラクタ」ではなく、「掘り出し物の宝庫」!
可愛い&面白い!そして、職員さん . . . 本文を読む
北海道の抽象木彫家の草分けとして知られ、旭川を拠点に息の長い活動を続けていた板津邦夫さんが1月26日、亡くなったことが、29日付の北海道新聞おくやみ面に載っています。
板津さんは1931年(昭和6年)、札幌市生まれ。
中島公園の近くで、木工職人だった父の家具作りなどを手伝っていたそうです。
札幌一高(現札幌南高)から東京藝大に進み、石川鶴三に彫刻を学びました。
卒業後、道学芸大旭川分校 . . . 本文を読む
北海道新聞1月28日おくやみ面の札幌市の項にある巳亦進治さんは、豊平硝子の会長を務めた巳亦 み またさんと思われます。
25日に亡くなり葬儀は終了しています。95歳でした。
いまでこそ、小樽や札幌、網走など道内各地にガラス工房があり、作り手がいます。
しかし、昔は盛んだった漁網の浮き玉づくりがすたれて多くのガラス業者が廃業し。1980年当時、道内には3軒の工房しかなかったといわれています . . . 本文を読む
北海道教育大学岩見沢校の伊藤隆介教授から
プロジェクトJOMON —北海道・北東北の縄文文化をテーマとしたアートマネジメント人材養成プログラム—
の案内が来たので、コピペします。
https://projectjomon.wixsite.com/2022
まず動画配信で、
①美術館の作り方(青森県立美術館・篇)
②展覧会の作り方(キュレーションと映像展示の実際)
を、自分時間(動画 . . . 本文を読む
現代芸術振興財団からお知らせのメールが来ましたので、そのまま転載します。
同財団は若手や学生を対象にしたアワードを手がけていますが、筆者は今のところ、道内からの入選者を見たことがありません。
道内の若手に力がないとは思えないので、「われこそは」と思う方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
公益財団法人現代芸術振興財団は、この度「CAFAA賞2023」を開催いたします。
「CAFAA . . . 本文を読む
北海道新聞2023年1月3日付「おくやみ」面の夕張市の項に載っている松原攻さん(82)は、長く同市を拠点に活動した画家の松原攻(おさむ)さんと思われます。
12月31日に亡くなったそうです。
1940年(昭和15年)生まれ。
水彩で、明快な抽象画や静物画などを描いていました。
2007年には比志恵司さんと2人展を開いており、当時のブログには「ほとんど点描といっていいぐらい、色の置き方が . . . 本文を読む
札幌を代表するギャラリー喫茶の一つとして親しまれているCAFE ESQUISSE (カフェエスキス)が、12月1日からしばらく休業します。
2~3週間程度の見通しだそうです。
コーヒー豆を仕入れている業者が廃業することとなり、これを機に自家焙煎にチャレンジするとのことです。
12月22日が「20周年記念日」だそうで、おそらくそれまでには再開するでしょう(と期待)。
カフェエスキスは、 . . . 本文を読む