プロの写真家の写真展で、ほかの写真家のことを引き合いに出すのは、とても失礼というか非常識なことだとは思うけれど、伊藤さんのクマの写真を見て、まっさきに脳裡(のうり)にうかんできたのは、つぎの文章でした。
大都会の東京で電車に揺られている時、雑踏の中で人込みにもまれている時、ふっと北海道のヒグマが頭の中をかすめるのである。私が東京で暮らしている同じ瞬間に、同じ日本でヒグマが生き、呼吸している… . . . 本文を読む
札幌の水彩画家、中田さんの個展は、じつに9年ぶり。
そのときも、おなじさいとうギャラリーでした。
9年前は、筆者は取材しているので、そのときの北海道新聞文化面の記事を引いてみると…。
「空気を描きたいんです。その場の雰囲気とか、物と物との関係も含めて」と中田さん。「冬の日」は、札幌・真駒内の遠い街並みを、地面に紙を置いて描いた。穏やかに風景を包む大気の感じが表現され、不規則に引かれた黒 . . . 本文を読む
ふたたびブログのデザインを変えました。
カラムが3つだと、どうもきついので。
あたらしいデザインは、右側のカラムの文字も読みやすく、まあいいんじゃないかと思います。
また年末年始に変更しますが。
12月8-10日 C/C HARVEST MARATHON LIVE VOL.5のエントリに写真を追加しました。
近美こと近未来美術研究所のパフォーマンス中の画像です。
これだけだと、 . . . 本文を読む
東京で見た展覧会のエントリは、じつに10月25日以来となります。
長らくさぼっていてすいません。
行動美術協会は、戦後すぐ、二科展が三分裂して発足した有力公募展。
全国の美術公募展では唯一、道内(函館)にも毎年巡回していたこと(昨年で終了)や、創立会員に道内出身者がふたりもいたこと(田辺三重松と田中忠雄)もあり、北海道から出品する人の多い展覧会です。おそらく、道内では、独立展に次ぐ勢力だ . . . 本文を読む