アップがすっかり遅れてしまい申し訳ありません。
茶室というめずらしい会場での個展にあたり作者が書いたテキストを、ブログから引用する。
アートは既存の美術館やギャラリーで鑑賞するだけののものではありません。現在認識される美術の概念は、明治以降の西洋化がもたらしたものであり、古来日本には存在せず、生活の中に様々なかたちで潜んでおりました。襖絵、掛け軸、茶の湯、いけばな、書、建築、庭園などあら . . . 本文を読む
(承前)
絵画の発展系としての澁谷作品の位置づけについては、今春の
■澁谷俊彦個展-青い雫09-
で論じているので、ここではくりかえさない。
このエントリでは、作品のもつもうひとつの面について考える。
先のエントリで作者が書いていたとおり、美術館やギャラリーが美術品を見る場所として一般的になるのは、じつはそんなに昔のことではない。西洋であれば教会や貴族の館であり、日本では浮世絵や屏風が . . . 本文を読む
深川についての印象は、おおむね下記のエントリに記したとおりだが、一点追記。
20年ほど前、深川から来た若い女性グループに、どちらから来たのかをたずねると、「納内」「音江」という答えで、ちょっとおどろいたことがある。
深川市は、昭和の大合併で深川、一已(イチャン)、納内 . . . 本文を読む
Yamamoto Yuki "Invsiblevisible".
だいぶ前に見たのに、気がついたらあと数日…。
JR札幌駅の中にあるショーウインドーのようなボックスは、これまで國松明日香さんや伊藤隆介さんといった作家たちが発表に用いてきたが、若手・公募に開放することになり、山本雄基さんがその第1弾である。
山本雄基さんは1971年生まれ。
道教大在学中および大学院に在籍しているころ . . . 本文を読む
AITA Chinatsu solo exhibition.
She is a painter lives in Sapporo,born in 1980.
Her works are non-figrative,but we have many inspirations and imaginations if we are in front of her "katarijima".
Katari . . . 本文を読む
正式なタイトルは「第7回富樫正雄アトリエ展 正雄の軌跡“北海道生活派”時代(1952-71年)の作品から」。
富樫正雄(1913~1990年)は小樽生まれ。東京美術学校(現東京藝大)を2年で中退し、戦後は「北海道生活派」に属して、労働現場に題材を得た絵や風景画を、たしかな技術のリアリズムで描いていました。
遺族がアトリエ跡に小さなギャラリーをひらいており、毎年夏に作品が公開されます。
今 . . . 本文を読む