北海道美術ネット別館

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三木勝「空と大地」(名寄)

2019年08月04日 22時14分11秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 ほんとは、ほかに書かなくてはならないブログ記事があるのだが、どうにも気が重い。

「美深・名寄シリーズ」の続きできょうはかんべんしてください。


 名寄駅を降りて、アーケードのある商店街を歩き始めてすぐに設置されている子どもの像。石彫のようです。

 この調子で名寄駅前通りは「彫刻のあるマチ」になっているのかな~と思ったら、これ1点だけでした。

 サロペットを着ているかわいらしい子どもの像です。
 両足には、ぶかぶかの大きな長靴をはいています。

 そして、両手を顔の近くに持ってきて
「ばあ」
と、相手を驚かせているような、たのしげな、あどけない表情をしています。


 ただし、首のまわりを取り囲む大きな物体については、よくわかりません。マフラーかなにかでしょうか。

 作者は、三木勝さんという彫刻家のアーティスト。
 ご本人のサイト
「1990年 北海道名寄市に石像設置」
とあるので、まちがいないでしょう。

 このページのプロフィルには
「北海道東別駅にブロンズ像設置」
という文も見えますが、北海道にはこんな名前の駅はないんだよなあ。
 東川にも駅はないしなあ。
 当別か。でもあそこの駅名は「石狩当別」だしなあ。

 1957年岡山市生まれ。
 東京藝大の彫刻科を卒業したそうです。


 ただ、現況を見ると、維持管理が適切になされているとは、言いがたいようです。

 このひび割れ、放置しておくと、どうなっちゃうんでしょうか。

 商店街のあいたスペースに飾られた、あべ弘士さんの絵を見ているようにも見えます。





□アーティスト 三木勝 http://www.miki-sculp.com/




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