今日は穏やかな春らしい天候になった・・・。雨も上がったし、風も凪いだので・・・朝の散歩に出た。 昨年の秋頃から・・・散歩らしい散歩はできずにいて、もっぱら・・・犬の散歩につきあう程度だったし・・・。
昨夜までの雨で・・・あたりはしっとりとしているが、散歩をしていても誰にも会わない。まるで眠ったような石の島・・・。
およそ・・1時間ほどの集落内の散歩から戻った時、携帯電話が鳴った。見覚えのない電話だったが出てみれば、昨日、FAXでレキ墓資料を送った市の担当者だった。レキの墓に関する事項を箇条書きにしたのだが、まだ、不審らしい・・。その説明をしていたら・・・お昼になった。
今日もおうどん・・・。卵ハヤシうどん。昨夜は少しばかり・・・日本酒を飲み過ぎたからということで、胃にやさしいおうどんということで。どこがやさしいのかはわからないのだが・・。
で、午後からは・・・もう少し運動を・・ということで、隣の集落の「立石浦」まで行って来ることにした。
我が家から東に100mほど歩くと、この・・・「英国士官レキ之墓」がある。明治一辰年十一月七日とだけ刻んである。そこから・・・旧道沿いに歩いて行くと・・・広島神社があり、共同墓地があり、旧住宅街を抜ける・・・。
この舗装が切れた所から・・・旧の立石道に進む。昔は海岸線には道なぞなくて、この山道を超えて歩いたらしい・・・。この・・左手の祠も・・・お大師まいりの接待場所となる札所の一つ。
こういう山道を進んで・・・隣の集落に行く・・・。途中、何カ所かは笹や雑草が伸びてはいるが問題なく歩いて行ける。
途中から見えた・・・江の浦港の風景。停まっている船が高速艇の「ニュービサン」。正面上部がしわく富士の王頭山。
で、江戸時代後期に廻船問屋で栄えた「尾上(おのえ)邸」。重文でもなんでもないが、評判の住宅。内部は非公開。
これは、尾上家が檀那寺として崇敬した「神光寺」。今月末の・・・「廣島霊場開基百周年法要」では最後の法要場所となるところ・・・。
今度は・・・普通の海岸線の循環道路を戻ってくる・・。
これは・・・江の浦港にある「いろは石の島」記念塔。この島の道路沿いに・・・い・ろ・は・・・・という順番で格言みたいなことば刻んだ石が置いてある。その完成記念碑・・・。
民家の庭先にあった・・・キンセンカ。いよいよ春だなぁと思う色合いだ。
広島神社の桜の木には・・・少しばかりだが蕾が桃色をにじませている。でも、これが開くのはまだまだ先になりそうな雲行き・・・。
そんなこんなで・・・暮れた一日。明日はいよいよ・・・東日本大震災忌。
今日の掲示板はこれ。「一本の野の花も いのちいっぱい生きている」。私たちだって、一本の野の花に似たいのちだ。この与えられた今のいのちを せいいっぱいに生きていかねば・・・と思う・・今日このごろ・・・。
じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。