まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

春となり 宮の御鈴も 高く鳴る

2012年03月27日 | ふるさと散歩

 今朝も冷たくて気温は1度だった・・・。だからあたりは真っ白・・・というても雪ではない。霜だ。

 

 だから・・・陽が昇ってくると暖かくなってくる。ということで、久々に布団を干した。

 

 9時過ぎから天気がいいので散歩に出た。というても、リュックを背負い、お茶や缶ビールを入れてのハイキング・遠足みたいなものか・・・。コースはというと・・・。

 

 出発は「砕石」と書いてある下の方から・・・右下の「新名:しんみょう」という集落を経て、「田面:たづら」と書いてある「豊田」という集落に抜けて、県道沿いのあぜ道を歩いて松尾小学校方面に出る。そこからさらに北上して「友近」集落の「八剣神社」を経て、今度は町道を南下。王子・鮎帰を経て戻る、約15キロの行程。

 

 気候がいいからとセーターも脱いでの散歩だったが、途中からは登り坂になって、新名地区を上り詰めると汗まみれになって小休止。

 

 民家は空き家状態に見えるし、田んぼも耕作放棄のよう・・・。このあたりだと、さぬき市の水道も通っていないんだろうな。

 でも、「林道新名・豊田線」というアスファルト舗装の立派な道がついている・・・。そこをてくてくと歩いて登ってきた。で、今度はだらだらと山道を下っていくと・・・。

 

 そろそろと、タラの芽が伸び出している。子供の頃には「太郎の目」と言って網の上で焼いて食べた。

 

 「豊田:とよた」という集落に入ると。こういうネットが万里の長城のように山の尾根を走っている。イノシシ対策ネット。サルにも効くのかな・・。上部には電気柵が取り付けられている。

 

 ここが「豊田」集落の最上部。ここから下っていけば県道に出られる。あとは下るばかりだからスピードも上がる。

 

 で、11時過ぎに、このセルフうどん「まなぶ家」に到着・・・。けれど・・・ご時勢なのか・・・ビールは置いていないという・・・。持ってきた1本はとっくに飲んでしまったので、のどがからから・・・。

 

 栄養補給という訳でもないが、「肉うどん小」を注文した。450円だった。少し麺は柔らかめだった。このお冷や(水)を4杯もおかわりをした・・・。

 

 そこからは・・・あぜ道、たんぼ道を歩いて民家が集中している「旧商店街」方面に向かう。

 

 さらに県道津田川島線を北上して「友近」という集落にある「八剣(やつるぎ)神社」に寄った。この「随身門」が有名な建物で、小さな村の小さなお社にしては立派な門。この門の棟梁はこの地の大工だが、そこにある彫刻は、塩飽大工として有名な塩飽本島生ノ浜(いくのはま)の橘官五郎と千代蔵、そして同廣島の嘉三郎が刻んだもの。完成は明治元年(1868)である。

 

 四月から、塩飽本島では「塩飽大工」についての研究をするそうだが、意外なところに塩飽大工の足跡があった・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しむ人は何でも苦しむ。楽しむ人は何でも楽しむ」どうせなら、明るく楽しく生きていきたいもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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