昨夜は12時近くまで起きていたのに、朝はちゃんと6時に起きる。21時に寝ても20時に寝ても朝は6時に起きるのは不思議だなぁと思う。取り立てての約束も行事も予定もないというのに・・・。
するとあたりは一面の白い風景。霜の朝になった。今日は晴れマークの暖かい日になるぞと朝の散歩に出た・・・。運動不足解消のために歩かねば・・・ということで、とにかく歩くことにした。
江の浦という集落を北に向かって細い山道を進んでいくと・・・医光寺跡に着く。ここもレキ関連スポット。レキを埋葬した土地を管理していたのがこの寺の住職・粟根等観阿闍梨。右端の笠をかぶった石碑が彼の墓碑。
さらに左手奥の竹藪の中を進むと・・・江の浦池(奥池)に出る。この池は水田用に村人たちが協力して作り上げたもの。戦争のさなかに築造がはじまり、戦争が終わって間もなくに完成。今は農家は一軒だけになった・・・。この池の水が農業用に使われることはなくなった・・・。
さらに進むと・・・県道に出る。そこにあるのがこの石碑。いろは石の「は」・・。「華のいのちは短くて」。そこから下って行くと・・・「ろ」・・・。「六十の手習い」があって、そこから・・・お寺に向かう。
真言宗寺院の「地福寺」さん・・。挨拶だけして通過・・・。県道に戻って南下してから、細い道に入り、家と家の間の石段を登って山の中に入る。
昔の旧道の踏み分け道が残っている。そこをやぶこぎしながら尾根伝いに登って行く・・・。
その頂上手前に、お大師まいりの86番札所の志度寺がある。
ここだけきれいに掃除がしてあって、最近のものらしい若木の枝がさしてある。
第八十六番 十一面観世音 志度寺の文字がはっきりと読める。写真撮影が終われば・・・今来た踏み分け道を戻っていく。昇りはあえぎあえぎ・・・休み休みながらの登山だったが、下りは速い・・・。
道ばたの水仙にやすらぎをもらう・・・。
これがいろは石の「い」、「一隅を照らす これ即ち国宝なり」。天台宗を開いた伝教大師のお言葉・・・らしい。
昼食後はわかめを採りに行こうかと考えていたが、風が強くなり、雨になった・・・。そんなこんなで、午後の散歩は取りやめになって、レキ墓研究の校正作業なんぞで時間が過ぎた。
今日は「震災忌」・・・。今日はどんな掲示板の言葉も似合わない。ただただ・・・「黙祷」あるのみ・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。