まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

春を呼ぶ お大師まいりの 前法要

2012年03月31日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 目覚めたら、やっぱり雨だった・・・。 それだし・・風も強くなってきた。いよいよ・・、今日は「讃岐廣嶋八十八箇所霊場・開創百周年記念法要」が奉修される日。いよいよ、今日になった。

 

 でも、「雨天決行」ということなので、7時頃から僧衣に着替えた・・。でも、最近、とみにおなかが出て来るなぁ・・・。

 

 8時集合ということだったので、7時45分ごろに集合場所の「地福寺」さんに行った。雨は本降りになっているし、横殴りの風が強かった・・・。

 

 皆さんが見ている資料は、私が昨年秋に文化祭に出展した、「お大師まいり案内図」とういう冊子を、広島コミュニティセンターで大量印刷してくれて、各家庭にまで配布してくれることになったもの。これを持って、4月11日のお大師まいりに来てくれるとありがたいというもの・・。

 

 ここが一番目の茂浦という集落の「正福寺:しょうふくじ」さん。この頃になると風は止んで、雨も小雨になってきた。

 

 お参りの檀家さんたちはテントの下とか山門の下で雨をしのいでお参りしてくださった。ほぼ・・20人ほどのお参りだっただろうか。

 

 ついで、市井浦にある「玉瀧寺:ぎょくりゅうじ」での法要・・。法中(ほっちゅう)は6人。島には5つのお寺があり、それに私んちの「暁光庵」で6人という計算でもないが、こういう数になっている。

 ここでも10人に余る参詣人がお参りしてくださった。

 

 三番目は、青木浦の「長福寺」さんでの法要・・。導師はそれぞれのお寺の住職が勤める。

 

 ここでも20人ほどのお参りがあっただろうか・・・。言うても、それぞれ自治会の戸数は20とか30という島だからね。よくお参りしてくれた・・というのが実感・・・。

 これで、午前の部はおしまい。午後の部の地福寺さんで休憩、昼食になった。

 

 午後1時からの法要は、「地福寺:じふくじ」さんで、ここには新聞社の記者さんとか来賓の方もおいでになって、約30人以上のお参りがあったように思う・・・。あ、6人の中で一人だけ色衣(しきえ)の色の違う人が・・・「会奉行:えぶぎょう」の私だからね・・・。

 

 法要が終われば「来賓の紹介」「来賓の挨拶」などもあって・・・。

 

 ここは、江の浦と釜の越という二つの集落が集まっているので、30人以上のお参りがあったように思う・・・。ま、来賓の方も含めてだけれど・・・。

 

  続いて・・・14時からは立石という集落にある「神光寺:しんこうじ」での法要・・・。この頃には冷たい風が吹き付けるようになってきた・・・。

 

 檀家さんたちは冷たい風の中、こうしてじっとお参りをしてくださっていた・・。ほぼ十数人というお参りだっただろうか・・・。

 

 これでこの法要は円成。元の地福寺で休憩したら・・15時になっていた。ここで法中さんは解散。お疲れ様でした。お参りに来られた皆さんには記念品としての「身代わり大師」のお守り札、地元のご婦人がたが作った「げんこつあめ」、それに、私の作った「お大師まいり案内図」などがおみやげとして渡されていた・・・。

 これで、一つの行事が終わった・・・。

 

じゃ、また、明日、会えるといいね。


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