まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

日本標準時刻記念日

2007年07月13日 | Weblog
 朝から雨になりました。梅雨なんでしょうか、台風の影響なんでしょうか。お昼から島に行くのに・・・ちと不便。

 今日は日本標準時刻記念日だそうです。1886(明治19)年、7月13日、勅令第51号(本初子午線経度計算方及標準時ノ件)が公布され、1889(明治21)年1月1日から東経135度の時刻を日本の標準時とすることが定められたんだそうです。写真は明石市立天文科学館で、ここが子午線・・・。東経135度が通過するところだそうです。

 そういえば今日は・・・13日の金曜日。オカルト記念日だそうで・・1974(昭和49)年、映画『エクソシスト』が日本で初公開され、オカルトブームの火附け役となったんだそうです。

 それだし、お盆の迎え火だそうですが・・、お盆というのは月遅れの八月の13日からでしょ。本当のお盆の初日って、お迎えする人っているのかなぁ・・。夕方に祖先の精霊を迎える為に、芋殻、麻幹などをを門口で燃やして、煙を焚くなんて・・。ま、香川では無理だな・・・。


先日の写真・・・。

2007年07月12日 | 歴史
 七月一日の日曜日に、讃岐竜馬会塩飽社中なる団体さんがさぬき広島においでになった。その案内役を務めた私なんですが、今日・・、その写真がおくられてきた。これはそのなかの一枚の集合写真・・・。この中に、私がいます。

 たぶん・・・最前列の左方向なのだと思うのだけれど、こんなに小さいとわからない。多くが学校の教諭や校長さんあたりで、お坊さんが二人・・・。私の横にいるのが本島のお坊さん・・・。

 さぬき広島の江の浦地区。地福寺前の中井初次郎の顕彰碑前での記念撮影。赤と白の旗が「伊呂波丸」の旗だそうで、同会のシンボルマークだそうです。伊呂波丸というのは坂本竜馬ら海援隊が乗り込んだ船で、瀬戸内海で衝突事故にあい、賠償金を請求したとかの伝説があるのだそうです。

 ホント、好き勝手なことをやっておるでしょ。一度しかない人生ですからね、好きなように生きて、好きなように死んでいければいのだと思っています。

 でも・・、私は毎日・毎日が楽しいなぁと思えるのがいいなぁと自画自賛です。


ゆるやかに雨が降っているようです・・。

2007年07月12日 | 自然
 なんとなく・・・梅雨なんだなぁ・・と感じる昨今です。降るでもない、晴れるでもなくて・・・思いだしたように小雨が降ったり・・・。まとわりつくような蒸し暑さばかりが漂っています・・・。

 今日は久々に波子さんのお母さんとお話する機会があって・・・「寄って、寄って・・。ひとりで留守番をしてるから・・・」というので寄ったのだけれど・・。

 「寝てるの・・・。起きると泣くから・・・」と、あっさりと門前払い・・。

 なんだかなぁ・・・。まっ、仕方ないか・・・。

 さて・・、台風四号が接近しています。愛艇・・・あかつきⅡ・・・の保護のために、金曜日の午後からさぬき広島に向かいます。いつもは自治会長さんがロープを張ってくれるのですが、あらかじめ準備できるときには・・共同作業をやるのも海の男のつとめです・・。

 キャビン・・・というか、操縦席が箱のようになってまして、そこに風を受けると堤防にぶつかってしまうのです。それを防止するために、後部を堤防に太いロープで結ぶのです。その作業が・・・実に大変なんです。それを明日、やってきますです・・。

 この写真は香川の水がめ・・・池田ダムです。ここに香川県への取水口があって、今は全開になってると思います。ダムはほぼ満水状態で・・、九番ゲートからあふれ分を放流しております。

 ですので・・・、またもしばらくお休みになります・・。

咸臨丸乗組員のお墓・・・。

2007年07月11日 | 歴史
 六月の中旬に塩飽史談会の総会があって、濱本さんという人に出会った。数年前、塩飽の狛犬・・・という本がほしいというてきた人だった。その本を送ってしばらくすると、友人にもあげたいからと電話があった。

 それからは・・・ご無沙汰だった。

 塩飽史談会の懇親会では、その濱本さんと意気投合して飲んで飲んで・・・ずいぶんとお話をした。その席上で・・・咸臨丸乗組員のお墓の場所を聞いた。その翌日だったかに・・・さぬき広島の自治会長さんと櫃石島を訪ねてお墓探しをした・・・。

 しかし・・、森さんのお墓は見つからなかった・・・。無念だった。同じ島の生田さんの墓はすぐに確認できたのに・・。

 仕方なく・・・その櫃石の濱本さんに電話して写真を送ってもらった。

 「なんだ、なんだ・・・。」このお墓の前でウロウロとしていたのだった。まさか、こんな大きなお墓だとは思わなかった・・・。確かに山陽新聞だかの記事では、この前で羽織姿のおじいちゃんがお参りをしている写真を見たのだけれど・・・。
 

真珠記念日・・・。

2007年07月11日 | 自然
 今日は「真珠記念日」なんだそうだ。明治26(1893)年、三重県鳥羽町の御木本幸吉夫妻が、初めて真珠の養殖に成功したのだそうな。養殖場を始めてから3年目で、半円形ながら5粒の養殖真珠が収穫された。円形の真珠は1906(明治39)年に完成したそうだ。それまでは天然真珠を探していたのが、養殖で真珠ができたうれしさは格別だっただろうなぁ・・。

 それに今日は「世界人口デー(World Population Day)」でもあるらしい。国連人口基金(UNFPA)が1989(平成元)年に制定。国際デーの一つだそうだ。

 1987(昭和62)年のこの日に、地球の人口が50億人をこえたことから、世界の人口問題への関心を深めてもらう為に制定されたらしいが、我が国の人口はそんない増えないらしい・・・。だって、最近、おなかの大きな女性をみかけるし、赤ちゃんを抱いたじいさん、ばあさんをよく目にするんだが・・・。波子さんだって、赤ちゃんを産んだもの・・・。それでも人口は増えないのか・・・。

 さぬき市のおとなりの三木町では三人目の子供が生まれたら10万円の育児券がもらえて、自由にお買い物ができるらしい・・。ちなみに・・・一人目、二人目は一万円の育児券らしい・・。

 そうそう、それにYS-11記念日。1962(昭和37)年、初の国産旅客機YS-11が完成した。Y・・・は輸送機、S・・は設計・・・の頭文字なんだそうだ。そのあとの11は・・・、イチイチ・・・と読むのが正解らしい・・。普通は・・・「じゅういち」というのだけれど・・・。それも構造上の問題からすべてが引退してしまったそうだ。



蓮の花が咲きf出しました・・。

2007年07月10日 | 自然
 蓮は仏教の象徴のような花です。この蓮の根はレンコンです。つまりは泥の中に生きておるのです。泥の中から・・・その泥にも染まらずに清楚につぼみを出して花を咲かせる・・・。

 世の中のドロドロとした周囲の環境の中から、そんな俗世の汚れにも染まらずに清楚に生きて花咲きたい・・・という願望でしょうか。

 お釈迦さんも観音さんも阿弥陀様も・・・みんな蓮の花の上に立ったり座ったりされております。これを・・・蓮華座というのだそうです。蓮の花の上に立つことが仏教では最高の位とされたのでしょうね。

 そんな崇高な思いで蓮池を眺めておったのですが・・・。

 「今年は・・・早すぎて・・・お盆までは持たんかもしれん。八月の十三日には、業者さんがみんな刈り取って、お盆のお花にしてしまうんじゃが、このままでは・・お盆まではもたんのとちがうかのぉ・・・」などと近所のおばさんが。

 なんじゃ・・・それ・・・。

海猿たちの講習会・・。

2007年07月10日 | 自然
 陸の上で車を走らせていて怖いのは・・・警察官。携帯電話だのシートベルトだのと取り締まりがきついです。速度超過や一旦停止などと、うっかりと犯してしまうしまう違反だってありうる話です・・。

 海の上で怖いのは・・・このお船。海の警察官こと海上保安官です。・・・でも、陸の警察官と違って、免許証を見せなさい・・とか、一旦停止をしなかったでしょ・・・なんては言わないです。信号無視をしたでしょうともいわない・・・。

 しっかりと、密漁とか麻薬の受け渡しとか・・・の、海の犯罪を追っておりまして、私ら一般民衆がボート遊びをしていることなど眼中にありません。見ればわかるのでしょうね・・・。

 さて・・・これは、夏休みを前にして・・・小学生に海での海難事故を抑止してもらおうと、海猿たちが航海実習を始めようとしているところです。その前には・・・、熱射病で倒れた仲間を・・・Tシャツを使ったタンカで運ぶ練習をやったり・・・救助訓練なんぞを体験しました。これは・・・ライフジャケットを装着する訓練です。

 何事もそうなんですが、一度、体験しておくのとしないのとでは、その後の対応に大きな差が出ます。何事も体験です。実習です。海の上という特殊な場所では、浮き輪ひとつ、ペットボトル一つで命が救われたりするのですね・・・。

 一見は百聞にしかず・・・。体験は学問を超越する・・・でしょうか。

ひまわり団地

2007年07月09日 | 自然
 今日は朝からシトシトと一日中・・・雨。さすがに梅雨らしい一日。

 今日は珍しく月曜病がない。手の指のふるえもないし、体調もおかしくない。おなか周りもすっきりとして快適だ・・・。そういえば・・・お相撲の影響で笑点を見なかったせいかしらん・・・(そんなバカな・・)。

 我が家の周囲で・・・小鳥が盛んに鳴いている・・・。「東京特許許可局」と鳴いている。それが・・・まだ・・音痴で調子がうまくとれていない。

 「テッペンカケタカ・・・ホトギス」というのだけれど、どうにもてっぺんかけたか・・・にも聞こえない・・・。まだまだ練習不足なんだろうか・・・。

 この写真は・・・まんのう町(旧仲南町)帆山(ほのやま)地区のひまわり畑。この地区に行くと・・・あちらこちらの田圃の中に・・・一面のひまわり・・・。それを称して・・・「ひまわり団地」というのだそうだ。私はそういう団地でもできたのかと・・・案内標識に従って走ったものの・・・そういう団地はついになかった・・・。つまりは・・・この・・ひまわり畑の群れをそういう風にいうのかも知れない・・・。

 時期は・・・少しばかり早いのかも知れない・・・。

今日は一日、咸臨丸デー・・でした。

2007年07月08日 | 自然
 昨夜は・・CDの整理をやったもので、今日はFDDの片づけをしようかと思ったのだけれど、しょせんは・・・いらないものばかり・・・と、すべてを廃棄処分にすることに。

 で・・朝から夕方まで・・・・咸臨丸の資料整理と文書の整理。HPの咸臨丸関係の若干の修正・更新をやったり、それを元にして・・・この秋に発行予定の「咸臨丸と塩飽諸島」の記事の整理やら写真の取り込み・・・。

 午前中は晴れ間さえ見える天気になりまして・・・。さすがにセミの声はまだ聞こえないか・・・。

 パソコンばっかりやってるわけにもいかないもので、犬の散歩について行ったり、すぐそばを流れる津田川の水量をのぞきに行ったり・・・しながらの気分転換。

 会社ではほとんどの書類がエクセルでできてますが、私の本は・・・ワードで作られています。ワードも・・・この新しいVISTAだと2007というバージョンなもので・・・操作方法がほとんど違う・・・。会社やデスクパワーやIBMマシンは2003のままだから・・・。画面やツールバーなんぞが微妙に違う・・・。

 ま・・・だましだまし・・・っていうか、騙されながら・・・みたいな気分でやっております。

雨が降りませんねぇ・・・。

2007年07月07日 | 民俗
 子供のころでしたが・・。文机の上に・・・白い布を敷きつめて、里芋の葉っぱの上に乗せた団子・ナスで作った牛、キュウリで作った馬・・・なんぞをお供えしたように思うのですが・・・。それこそが・・・棚機(たなばた)であったような・・・。

 うちは男の子三人でしたが・・竹を切ってきて・・・いろんな飾り付けをして、短冊に好きなことを書いて飾ったような記憶があります。

 この週末には活発な梅雨前線の影響で強い雨が降るというもので・・・さぬき広島には行かずに、自宅に残ったのに、そんなそぶりはありません。九州南部では非常に激しい雨が降るようです。前線が上がってこなかったのでしょうか。

 私のマシン室(物置)には・・咸臨丸関係の資料があちらこちらに山積みになっているもので、今日は・・その整理から始めました・・・。よくよく見れば・・・重複した書類がかなりあって、それらを処分するとわずか三十センチほどになってしまいました。ゴミばかりをため込んでおるのですね・・。

 あ、そうそう・・・、スーパーなんかで売ってる簡易ソフト・・。1980円とかのソフトです。その中にHpのぴったり印刷・・・というものを買いました。これだと、ホームページが切れたり・・行方不明になったりせずに、ぴったりと用紙内に印刷してくれるのでムダがなくなったです・・。

 今のところ、「咸臨丸関係」・「狛犬関係」・「仏教神道関係」の大きな三つの区分けになっています。書籍も書類も・・・。

 雑誌とか参考書とか専門書とかの本棚の整理も終わったので、夕食後には・・CD、ソフト関係の整理をやろうかなぁと考えています。やれるのかなぁ・・・。

今日は一日雨でした・・・。

2007年07月06日 | 自然
 週末は雨になるとは聞いていたけれど・・・、金曜日の朝から雨になりました。雨は降ったりやんだりだけれども・・・けっこうな量にはなったような気がする。

 けれども水路にも小川にも池にも・・・ダムにも・・・雨の流入はない・・。これまでの雨は・・・ただ・・地面にしみ込むだけなんだろうか・・・。

 このあかつき山荘のすぐ上に・・・「大川ダム」というさぬき市の水源になっているダムがあるのだけれども・・・水量はほとんど変わりなし・・。かと言って大きな放流をしているわけでもなく・・・河口も静寂そのもの・・・。

 今日も・・満濃池をのぞいてきたが・・・この前とほとんど変わりはない。これだけの雨だから・・・、水田用の水利は放流しなくていいはずだ。丸亀市とかでも節水をしているのだから・・・放流する水量はしれたもの・・・。だのに、貯水量はあがらない・・・。

 今夜あたりから・・・土曜・日曜・月曜と雨が降ってくれれば・・・一安心なんだけれども・・。今はその気配すらない・・・。

 今日・・・久々に本屋さんで本を買った・・・。

 予告されていたペリー来航と幕末情報戦争・・・・・岩下哲典
 仏教「超」入門・・・・・・・・・・・・・・・・・白取春彦
 仏像はここを見る・・・・・・・・・・・・・・・・瓜生 中

 へんな・・・とりあわせ・・・。

 明日は久々に完全休養・・・。今夜はゆっくりとできるかなぁ・・・。

 

梅雨の晴れ間の五月晴れ・・・。

2007年07月05日 | 自然
 午前中は涼しくて、車で走れば肌寒いほど・・・。梅雨の晴れ間・・・みたいないい気候でした・・・。

 五月晴れ…という言葉には二つの意味があって、文字通り・・・五月のメーデーの頃、子供の節句の頃のさわやかな・・・晴れた空のことです。

 しかしのかかし・・・、昔は陰暦・・・旧暦でいうと・・・今は・・・皐月。梅雨の合間に晴れた青空を・・・「五月晴れ」と言ったのだそうです。今日は文字通り・・・梅雨の合間の晴れた・・・五月晴れになりました・・・。七月なのに・・・五月晴れなんです・・。

 毎日毎日・・・雨がしとしとと降り続けて・・・、その合間に覗く太陽と青空・・・。これこそが・・・「五月晴れ」というのたのでしょうね。

 夏ばれ・・・という言葉はありません。秋晴れ・・・というのも、天候不順な秋の日のたまさかの晴れた日のことをいうのでしょう・・。

 しかしのかかし・・・、午後からは急激に温度が上がりまして・・・、29度近く・・・。思わずに・・・クラクラとしましたよ・・・。

紙くずの館・・・。

2007年07月04日 | 自然
 昔・・・、OA化というものはペーパー・レスの時代になるといううたい文句だった。私もそんなことばかりを言いながら旗振りをしてきた一人だった。

 でも・・・、私自身は・・・あんまり・・ペーパーレスには協力していないように思う・・・。

 WEBとかの情報は・・・名前をつけて保存するけれど、それだけではほとんど利用価値がない。つまりはプリントアウトしないといかん訳だ。で・・・、何もかも印刷してしまうと、そこいら中が紙だらけになる・・・。それを読みこなす時間も労力もない・・・。しかして・・・積んだまんまになってしまう・・・。だから、そこいら中が紙屑の山になってしまう・・・。

 一時期、ファイリング・・・ということで、咸臨丸・勝海舟・中浜万次郎・・・などと、個別にファイルにしてみたが、片づいてしまうと読む気がしなくなる。

 当然・・・PC内のホルダーなんぞ開く気にもならない・・・。困ったものだ。

 5m近くにもなる紙屑の山を眺めながら・・・その対処法を考えている私である。

梅雨らしくはなったのですが・・・。

2007年07月04日 | 自然
 今日は・・・小雨の降りしきる中・・・、三豊市とか観音寺市とかという香川県西部でのお仕事です。丸亀市を過ぎて・・・善通寺市に入る頃から雨が強くなり・・・、観音寺市に入った頃には・・・川には水が濁流のように流れておるのですよ・・・。

 ところがところが・・・、満濃池とか各地にある池やダムの水量というものにはほとんど変化がないか・・・、それ以下になっている・・・。

 雨が降っても溜まらない・・・。下手な株式投資みたいなもので、そこそこ儲かっているのに・・・貯金が増えないようなもの・・・。おかしいなあぁぁ・・。

 高知県の早明浦ダム周辺にもまとまった雨が降ったようだけれど、ダムの水位は変わらない・・・。ただ・・・、その下流域に降った雨が徳島の池田ダムにはたまるだろうから・・・、取水制限は・・・一時・・・棚上げ・・・みたいな。

 でも、香川側も・・・、そんなら・・・いらない・・・みたいに、取水制限解放には応じていないみたい・・・。水だって・・・、お金で買うのですからね・・。

 雨が降ったから・・・流すよ・・・って、言われてもね。本当にほしかったら買うしかないのだけれど・・・、今のところは・・・なんとかいってるもんだから・・・、すなおに・・・「いただきます」とも言えないのだと思う・・・。

貸し出し禁止の図書拝読・・・。

2007年07月03日 | 自然
 私は香川県立図書館に行くのですが、私の読みたい本の多くが貸し出し禁止です。それも書庫にあって、普通は自分では見ることができないのです。

 つまり・・、貴重な本とか、一冊だけしかないとか・・・あまり見せたくない本とか・・・なのでありましょう。そういう本は・・かえって見たくなる本でありまして・・。

 貸し出し禁止ということは、その図書館内で見るには構わないのだけれど・・・みたいな本なんですから、気兼ねしなくても読めるのでしょうが、何か・・・落ち着かないものです。コピーも構わないのでしょうが、筆記で書写してしまいます。

 でも・・、そのまんまを筆写すれば大変です。昔に習った速記のように、記号を使ってノートに書き写します。

 記号:かん○=>米・・・五・・・文久○ー> 下田 M23没・・・

 文章:咸臨丸に乗って渡米。帰国後、文久二年三月に小笠原諸島探検に参加。その後、下田港で座礁溺死。明治23年のことであった・・。

 まぁ、自分で解読できればいい暗号みたいなもの。こういうのは、昔のアマチュア無線での電信信号(モールス)でも使ってまして、b4・・・はビッフォだったし、2you は・・・ツーユーだったような。

 そういう省略法って、いろんな場所にあるように思う・・・。それも一つの文化ではないのかと思ったりする昨今・・・。

 しかしのかかし・・・、本を一冊・・・書写すると手首がいたいぞ・・・。

ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>