KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

蝉助け

2011年08月13日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

人助け、ならぬ蝉助け。
このところ、蝉が凄い勢いで鳴き続けている。なぜか午前中は静かで、みんみんが少し鳴くくらいだ。昼過ぎからは油蝉の大合唱になり、日が暮れてもおさまらない。夜になって鳴くのは理由がある。
このあたり、節電のために歩道の街灯がつかない。でも、わが団地の灯が、とくに廊下と階段の灯りがあるので蝉は夜に生まれるるとすぐ鳴き始めるのだ。その蝉が、建物の灯りに寄ってくるから、ベランダにも廊下にも蝉が飛んできて、壁に追突してひっくりかえる。
蝉は、仰向けになると自力では元へ戻れないのだ。その蝉を拾って逃がしてやるので、私は「蝉助けおぁばさん」になってしまった。今日は蝉だけではなく、コガネムシも2匹。
折角生まれた命、まっとうさせてあげたくなる。拾った蝉を親指とひとさし指ではさむと、じぃじぃと体を震わせて鳴く。かわいいものだ。

おしろいの花や暗がりには慣れぬ KUMI


コメント
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