閉じ籠り

天気　晴

数えてみたら、家から出られなくなって6日目。2日目に、痛みを我慢して車の送迎で通院しただけで、あとは7階から一度も下りなかった。家の中を歩くのも、少しづつ余裕が出来てきた。とはいえ、朝起きるのとその直後の痛みが大変。歩けない、のではなく歩くと痛いから歩くのを辞める、と言った方がいいかもしれない。
午後、診察とリハビリに、またもや車の送迎付きで。我が家から医院までは車で10分ほどだ。医院は狭い道路沿いにあるので車を置くところがない。運転手の夫には一度帰宅してもらい、終わったら電話する。こんなに長いこと歩けなくなったのは人生で初めてのことで、夫に感謝、である。
帰路には、家のそばのコンビニの前でおろしてもらい、ちょっと買い物をして家まで歩いみた。なんとか無事に帰宅出来た。コンビニまでは行ける、と実感して少し安心した。駅前のスーパーまではちょっと無理そうだ。

一人暮らしだったら、こんな時はどうすれば良いのだろう？と考えてしまった。買い物くらいは頼めても、通院はタクシーを呼ぶしかない。
二人暮らしでも、二人で同じように弱ったら・・ま、そのときは、毎月驚くほど高額を払っている介護保険が使えるのだろう。「介護保険料をこんない取られて・・」とため息をついている方が幸せ、とつくづく思う。

大根煮る恙なしとは言へぬ日も　　KUMI