KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・生田緑地

2014年04月30日 | 俳句
天気 雨

月に1回のこの吟行句会、ともかく天気に恵まれない。今年に入ってからはひどい天気の日はなかったものの、去年は雨でさんざんの目に遭ったことも。
で、今日もまた大雨になるという予報。雨嫌いの私には何ともはや・・

生田緑地は川崎市の管理している場所、民家園やらプラネタリウム、岡本太郎美術館などなどがあって、そのほかにも自然ゆたかな谷戸の地を残している。今日はその、自然の中を希望者は歩くことになっていた。が、以前、雨の中を歩いてびしょびしょぐちゃぐちゃになったことがあったので、私はパス。民家園なら建物が色々あるから休むことも出来る。
・・と、楽をするつもりで、駅から20分ほどの緩い登り坂を民家園へ着いてみたら・・なんと、休園日だった。え?毎月水曜に行っていて休みだったことはないのに。
仕方なく、すぐ前の菖蒲田にある東屋で雨をしのいで1時間ほど動く気もなく句作り。歩いている間に濡れたコートから、寒さが押し寄せてきた。
句数は出来たものの、じっとしていたのでは納得する句が出来る訳もない。


私は根性がないのだろう、とにかく雨の中を歩くのが嫌い。旅行でも吟行でも、雨で厭な思いをしたことばかり良く覚えていて、「雨で楽しかった」ことは一度も記憶にない。
が、雨の中を吟行した人たちが「雨だから見られるものもあったし、良かった」と言っていたことで、雨を嫌い、という自分が異端者だと知らされた。雨を楽しむ心も必要なのだ。
句を作るのに天候は関係ないし、雨でなくては見られない風情もある。そうと解っていても雨は嫌い、という自分がつくづく情けなくなった。当然、出した句の殆どはボツ。
そんな句を全部捨てるのももったいないので、1句だけとどめておく。

雨宿りにはちょうど良き若楓  KUMI
コメント (4)
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