KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

勉強会・唐木田へ

2014年04月16日 | 俳句
天気 晴

風は強いものの春らしい暖かさ。
今日は句会はなくて句仲間と集まっての、主宰の最新の句集の勉強会。
メンバーで600句から好きな20句を選び、その中からベスト10を決めた。その結果と、句集のなかの句の鑑賞など。

ベスト10に入った中で、私が選んだものは4句だけだった。
  結願の杖すすがばや春銀河
  ひとにふるさとふるさとにしぐれ雲
  地吹雪の熄みたる銀河山河かな
  灰燼に帰したる安堵一遍忌      杏子

主宰とともに歩んでいないと解りにくい句もあるが、私はやはり、同行して秩父三十四ヶ所を巡り、主宰にとっては四国西国東国秩父と百観音を巡っての結願の句が私には心から離れない。私は秩父しか満行していないが、百の観音をすべて句を作りながら巡った安堵と喜びは私には測り知れないものがある。

唐木田の駅前の、多摩市の施設で催したので、多摩モノレールに乗って春の川を越え新緑の始まった山並を眺めて、こんな日は吟行句会がしたいなあ、と。
山笑ふ、を実感した日だった。

カメラを忘れてちょっと反省。

うららかや若者多きモノレール  KUMI
コメント
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