KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ホンビノス

2014年06月17日 | 料理
天気 晴のち薄曇

書くことに困ったら料理ネタ。
最近になって、ホンビノスという名の貝が東京湾で増えてきて、外来種ながら増えても浅蜊とは棲み分けをしているので害になっていないという。
で、味もハマグリに似ていて美味しいとか・・TVからの知識。
東京湾で育った私には浅蜊もハマグリも子供の頃にはうんざりするほど食べたもの。海は家の庭続きだったから、食べるために「潮干狩り」。肉屋が村になかったので、私は貝と魚で育ったようなものだ。
浅蜊に交じって獲れるハマグリはおいしいのでたくさん獲れた日は嬉しいかった。

で、今は国産のハマグリなんて高くて買えない。たま~に千葉産があっても眼の玉が飛び出るほど高い。
それが、ホンビノスは半値以下で買える。売り場で聞いたら、ハマグリと同じに扱っていい、とのこと。
何だか灰色の貝で、見た目はハマグリと似ていない。で、5個300円くらいを買ってみて、新じゃがとのすまし汁にしてみた。
まず、貝を茹でて開いたら引き揚げ、その茹で汁で新じゃがを煮て、仕上げに貝の身を入れる。ところが、ハマグリならば浅蜊と同じようにすぐ貝が開くのに、いつまで茹でても開かない。貝が、すごく厚くて固いことが分かった。
結果は・・う~ん、貝のかたちはハマグリに似ているものの、味は・・非なるもの。食べられないことはなかったが、わが自慢料理も台無しだった。
二度と買わないと思う。身だけを焼き鳥のように串で刺して焼けば美味しいかもしれない。でも、家庭料理向きではない。
ホンモノのハマグリが食べたい~~何年前に食べたっけ?

ふるさとの海懐かしむ夏料理  KUMI
コメント (2)
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