御茶ノ水にて

天気　時々雨

（写真は、聖橋から。中央線と地下鉄）

カメラのメディアカード収納場所の蓋が壊れて一ヶ月・・セロテープを貼って使っていたがそれも限度になり、修理のため、御茶ノ水（というより神田？）のメーカーのサービスカウンターへ行った。
カメラの機能の故障ではないのですぐに修理してくれる、と思ったら・・解体して付け替えしないとダメ、と言われた。結局入院させることに。
御茶ノ水へ写真を撮る目的で行ったことがないので、修理が終わったらニコライ堂にでも寄って写真を、と思っていたのでショック。おまけに修理費用の高さにもショック。で、悔しいのでいつも持っているコンパクトデジで帰路に外からだけ撮ってきた。雨で、何だかぼやけた。

ちょうど昼どきになってしまい、街の通りはどこも若い人でいっぱい。学生街だから食べ物屋が多いけれど、私が入ってみたいようなカフェは、どこも満席だ。諦めて駅まで行ったら、改札口に近い小さな定食屋の席が空いていた。
「しらす丼」800円ナリ。

釜揚げしらすがこれでもか、というくらい乗っていて、カルシウム補給には嬉しかった。
こういう店の味噌汁は、大抵が一口飲んでその味の濃さと拙さに具しか食べないことが多い。ところが・・この味噌汁が美味しくてびっくりした。
私には珍しく全部飲んだ。血圧高めなので外食での塩分摂取には結構気をつけている。
こんなお店（失礼！）にしてはダシも効いていて具も豆腐とわかめがたくさん入っていて。
レジで、店の主らしい女性が対応していたので
「味噌汁、とても美味しくいただきました」とひと言。すると、
「そうですか、ありがとうございます。でも、味が薄い、と時々怒られるのですよ」と。
日本料理は、味が濃ければ良いというものではない。本当の味の解らない若者が増えているのだろう。そういえば、隣りで同じものを食べていた若いサラリーマン、丼に醤油をじゃあじゃあ掛けていたっけ。

駿河台下にてひらく梅雨の傘　　KUMI