葉牡丹密集

天気　晴
入間は少し気温の高い穏やかな日になった。
こんな日に閉じこもっているのは心身ともに良くない、と思い、郵便局に用があったので散歩がてら。何か咲いているものはないか、といつもの道を歩いたものに、本当に何もない。小さな公園の花壇の葉牡丹だけが元気だった。パンジーやビオラは、霜で凍ったのか萎れそう。そういえば、暫く雨が降っていない。
もう少し先の市の公園まで、と思ったが、どうにも目まいと息切れがひどくて、ベンチで日向ぼっこして帰ってきた。

「年末年始、外出・外泊禁止」と、ホームの申し出文書。もっとも、内容は今までと変わっていない。

身元引受人のところへ、今月分の請求書と一緒に送っている・・が、私は一応「理解力があり支払い能力もある」ので、私が受け取ることにしているのだが。
都知事が都民に言っていることと同じだから、家で過ごす高齢者だって私と同じことだろう。都内に住んでいても実家へ行くのを諦めている人たちも多いようだ。家族間感染の高齢者が増えているので、高齢者と同居している家庭では室内でも「マスク着用を」と、知事さんが言っていた。

本当は、散歩なんて外出の中でも「不要不急」の最たるものだが、私はそう思っていない。用あって行くスーパーや郵便局や病院の方が人と接するのだから感染の危険が大きい。お散歩に行く道は、時間を選べば人ともあまり出逢わない。
まず第一に、歩けなくなることは心身ともに衰えること。要介護の人たちに囲まれて毎日を過ごしていると、とにかく歩行だけは可能な限り「確保」しておきたい。介護する職員も自分も大変なのだ。
で、今日、往復4000歩余り歩いたが、何とも疲れた。昔の古傷の肉離れが少し痛くなってきたし。歩かない体調に黄信号です。少しばかりストレッチするよりも、歩くことが一番の運動になると思った。

数へ日のベンチに白き鳥の羽　　　KUMI