KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ひとときの秋

2019年09月04日 | 暮らしのつぶやき
写真は、近所の家の塀の外にいつも咲くシュウメイギク。今年も、最近になってちらほらと咲き始めた。大好きな花。

昨日の午後は、ゲリラ豪雨で湾岸沿いの横浜や都心はかなり降ったらしい。最近は「にわか雨」などという悠長なことばが死語になってしまったようだ。スマホの災害情報で、始終「豪雨警報」が鳴る。
昨日の午後は内科へ通院、健康診査の結果など聞き、空が真っ暗になってきたのであまり寄り道しないで帰宅した。帰宅してしばらくすると、一時的ではあるが滝のような雨。駅から家まで雨は降っていたものの、さほど濡れる雨ではなかったので、幸運だった。
昨日の雨のおかげか、空気が一変して今朝は秋本番のような涼しさに。でも、これも一時的なものらしい。このまま秋が来たら「暑さ寒さも彼岸まで」の喩えも死語になってしまう。

盗人萩の一種らしい草萩(と私は呼んでいる)がちらほらと。公園へ行ったら、本物の萩も咲き始めているかもしれない。




今日は朝刊の池澤夏樹さんのエッセイに共感共感。「身に染みる衰え・・云々」というテーマで。池澤さん74歳。そうですそうです、古稀を過ぎたころから色々と老化現象が始まる。健康な人(多分池澤さんも)ですら、なのだから私のように病気のデパートで障害のある身では、考えることだけ若いつもりでも老いは追い払えない。句友とよく「古稀過ぎると体がコキコキになるわね」と笑い合ったけれど・・後期高齢者を過ぎたら、笑えない。
昨日は、昼食に焼きそばを作るつもりだった。野菜と肉と用意して、あとは焼きそばを冷蔵庫から出せばよいだけに準備をして・・ない!買っておいた「はず」の焼きそばのパックがどこにもない。
慌てて、讃岐うどんで「ぶっかけうどん」にメニュー変更。その讃岐うどんなるもの、大好きなのだが茹で時間が15分くらいかかる。茹でるためにお湯を沸かすにも時間がかかる。
もう・・昨日は蒸し暑かったので、涼しいうどんを食べるために汗だくになった。そのくらいの暑さも、食いしん坊だから以前は苦にはならなかったのに。

そんなことがどんどん増えていく。TVなどで「元気な超高齢者」のことを放映していたりすると、それはごくごく稀な奇跡に近い人。と思い、最近はそういう話をあまり見聞きしたくない。

消さずとも消えゆく記憶虫すだく  KUMI

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2 コメント

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顛末は同じ (ふきのとう)
2019-09-06 09:09:37
事の顛末はみなおなじでして、「あるある」と思ってしまいました。庭のシュウメイギクの蕾も日毎に膨らんできました。残念なことに酷暑に葉の傷みが激しいものですから清楚な花が少し貧弱に見えてしまうのです。昨日は外出先でパスタを食べました。このところパスタ続き、勿論家では和食ですが、今朝はお粥でした。今日のパスワードの数字目の覚めるような紫です。
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ふきのとうさん、老いるのも大変 (KUMI)
2019-09-06 13:51:31
若いときは、考えもしなかった老いの過程です。
シュウメイギク、このお宅の花も、何だかイビツに咲くものばかりです。天候の影響でしょうか。
自分でもは作れない味、ですから、イタリアンはいいですね。句仲間との食事、羨ましいような。随分長く、外食でのイタリアンは食べていません。
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