遠火事

天気　曇がち

昨日のこと。
夕方、配達に来た運転手が「何だか消防車がたくさん出てますね」と言う。「ここは消防署が近いから、始終通ってますよ」と言ったものの、我が家の周りは火事の気配はない。
で、外を見たら・・南西の方角の、小児医療センターの裏あたりに尋常ではない黒煙が。

目いっぱいのズームで撮ったもの。結構遠いらしいが煙からして個人の家の小さな火事ではない。しかも、一向に収まる気配もない。
そのうちにラジオで、国立市の中央道インターの近くの工場が燃えている、と報じた。我が家からは車で15分くらいの場所だが、火事というのは案外近くに見えるものだ。
ヘリコプターが何機も飛び交っていて、一向に煙が小さくならないうちに暗くなってしまった。
廃棄物処理工場が全焼したらしい。近くには民家がなくて良かった。

西から南までは見通しの良い場所なので、火事は、我が家から良く見える。
「火事」は冬の季語。誰がそう決めたのかは解らない。でも、確かに今まで我が家から眺めた火事は遠近にかかわらず冬が多かった。我が家の上の階でボヤ騒ぎがあったのも12月だったし。
ともかく、火の用心。

遠火事と知りても胸のざはめきぬ　KUMI