KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

最後の冷蔵庫

2016年09月20日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨・・台風

台風の影響で秋雨前線の雨が一日降り続いた昼・・
やってきました、冷蔵庫。多分、これが我が人生最後の冷蔵庫になると思う。

前の冷蔵庫は17年も使い、その前も15年くらいは使った。三代続けて製品は〇立製。何しろここの会社のものは壊れない、というジンクスを信じている。(エアコンも同じ)
だから、壊れた訳ではないけれど冷凍庫のパッキンが弱ったり、閉じるときスムーズにいかなかったり・・人間と同じであちこちとガタの来た状態だった。でも、機能は充分に果たしていたし、2月に姉のことがあってからは何とか壊れないで~と祈っている毎日だった。
姉が逝ってやっと冷蔵庫を買い替えることが出来た、というのも妙な話。でも、注文して何かあったら・・と思うとどうしてもその気分になれなかった。

古い冷蔵庫よりも丈は高くなり、最上段はチビの私には届かない。横幅は8㎝だけ拡がり、でも奥行は5㎝ほど狭くなった。両開きにしたのは、片開きで欲しかった機種に左開閉がなかったから。でも、両開きにして正解だった。古い冷蔵庫の中身を取りだしていたら、奥に、忘れていた古い瓶詰が・・汗汗。これからは庫内がよく見渡せるので食べ忘れを防げそうだ。
なのに、冷凍庫も野菜室も広くて、満足満足。
そして、なんと庫内の明るいこと。台所よりも明るい。LEDを使っているのだそうで。

全体を写真にすると、台所が見えてしまうのでやめた(ほんと、片付け下手で)
ほぼ一日、冷蔵庫の整理で疲れたけれど、自分の暮らしのための疲れは心地よい。

芋を煮て金の貸し借りせぬ暮らし  KUMI
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萩の庭

2016年09月18日 | 俳句
天気 曇一時雨

昨日は持ちよりの句会、今日は隔月の向島百花園での吟行句会。
しばらく休んでいた句会へ、疲れたけれど久しぶりに復帰、強行日程をこなした。まさに「俳句リハビリ」の二日間だった。というか、現実からの逃避の二日間を楽しんだ。

運悪く、今日は百花園に居る間に雨に降られた。(写真は吟行と関係ない人のもの)


でも、いつもの年よりも茂りに茂った萩と薄にちょっと心動かされ、忘れそうだった句作りも何とか10句を揃えて句会に臨むことが出来た。




萩のトンネルは、もう盛りを過ぎている感じがしたものの、園内の、ことに白萩はみごとだった。・・と雨の中で眺めていたのに萩の句は納得できるものが作れなかった、というお粗末。

ひとりづつ消えてゆくなり芒原  KUMI
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仲秋の名月

2016年09月15日 | お散歩写真
天気 曇

仲秋の名月・・なのだそうで。見えるかな、と外に出てみたら雲を透かして月らしき明るい色が見えるだけ。写真にはならないのでやめた。満月は明後日なのだそうだ。
いずれにしても、秋雨前線に台風が近づいていて月どころか青空も当分は望めそうもない。

という日、今日は「自由になろう」と思って蒸し暑さもなんのその、やっと写真を撮るために散歩に出た。お目当ては公園の南にある林の彼岸花。
行ってみたら、白い花がいちめんに咲いていた。なぜか、ここは赤い花はぼちぼちと。久しぶりに一眼のファインダーを覗いたら・・あれ?どんなにレンズを動かしてもぼんやりと白っぽくてピントが合わない。
とうとうカメラが壊れた?私の(緑内障の)眼が見えなくなった?・・・・とカメラを顔から外し、念のためにファインダーを見たら湿気のせいで曇っていた。液晶画面も曇りガラスになっていた。慌ててハンカチで拭い解決。


公園の、最後の向日葵。


シジミ蝶があちらにもこちらにも。といっても、小さいからカメラでとらえるのが大変。


芝生広場の少し低くなった場所には、大きな水溜まりが出来ていた。水はけの悪いところなので、乾く前にまた雨が降ってしまう・・という繰り返しがこんな風景になってしまったのだろう。桜の古木の走り根が、すっぽりと水の中。


まゆみの実も、大分色づいた。


帰宅したら、姉の入院していた病院からの請求書が。
最後の支払い清算は病院まで行かねば出来ないと書いてあった。あ~あ、折角「自由になれた」日も、これでお終いになった。あれこれと残る問題に、明日は取り掛からねば。

秋の蝶水辺まで来てもどりけり   
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無花果

2016年09月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

昼前に、ちょっと買い物があってスーパーへ。
秋刀魚を買って以来行っていなかったので気になって魚売り場を覗いてみた。
今日は、ずら~りと並んだ頭なし秋刀魚の奥に、頭あり秋刀魚が10尾ほど並んでいた。やっぱり、私が「頭あり」を特注したことで少し考え直したのかしらん? 売る側の言いなりにはならぬことだ。

帰路、駅のコンコースにある地場産野菜の八百屋で無花果を買った。
この無花果、先日買ったらとっても美味しかったので今日もあるかな?と思いついたのだ。
小さいけれど皮が薄く、何よりも完熟を朝採りしたものなので、甘さが違う。無花果は、大好きな柿の出回る前の楽しみ。柿もまた、わが市の名産の一つだ。
子供のころ、育った村ではどの家にも何かしらの果物の木があった。柿・枇杷・無花果、が多かった。我が家は農家でななく、遠縁の土地に粗末な家を建てていた。柿も枇杷もなかったけれど無花果だけは大きな木があった。
でも、その無花果、美味しくなってから食べた記憶があまりない。まだ固いうちに我慢出来なくて食べてしまうからだ。母に「まだ早いよ」と言われても、ちょっと色付いてくると手が伸びてしまう。だから皮は綺麗に剥けないし、実も固いし、うっかり剥き残した皮を食べてしまうと唇が痺れて腫れる。
それでも食いしん坊の私には御馳走だったのだ。今、甘い無花果を食べられるのは幸せ。

木登りが下手で無花果大好きで  KUMI
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秋雨前線

2016年09月13日 | 暮らしのつぶやき
天気 降ったり止んだり

午前中は、かなり強い雨が降った。当分は前線が停滞するらしい。涼しくなったのは良いけれど、雨続きでは・・
その雨のあと、少しだけ山並の見える時間があって、珍しく低い雲の流れるのが見えた。西北の方角なので、山の向こうは秩父方面。

家から見下ろす桜の木が、どんどん葉を落としていく。葉桜の時期は見えなかった舗道が透けて見えて、何だか寂しい。


秋霖や下校の児らの声ひびき  KUMI
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