KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

流星と鱒寿司

2017年12月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

空っ風が吹いて寒い日、昨日の続きで売ったカメラの査定代金を受け取りに立川まで。
終日の午前というのに駅の周辺に人の多いこと。やっぱり立川は大都会・・駅周辺だけは。
受け取った代金は、思ったほどではなかったけれど、古い一眼レフ、まあそんなものか、と思った。
ともあれ、臨時収入なので少額でも有難い。ということで、昼食用に、デパートの地下で富山の鱒寿司を買って帰った。時々スーパーで売っていることがあって買ってはいるけれど、今日買ったのは「高級品」だ。一樽(二人分)2000円以上するものは見たことがない。
店員の話ではトロの部分を使っていて、地元でもあまりない製品だという。
「臨時収入」から買うことにした。
で、それがびっくりの美味しさだった。


美味しいのは無論、脂ののった肉の厚さが違う。寿司飯がぐるりと鮭に巻かれている。今まで、スーパーや高速道のSAで買ったものは何だったのだろう?と思ったほど。
ひとり1000円余、というちょっとぜいたくな昼食だった。

昨夜、ふたご座流星群が活発に流れる、と聞いていて、でも東南の空、というのでちょっと見えないかな、と思い込んでいた。その方角は高層のマンションが建っていてその向こうは都心の街の灯りがあって、星はあまり見えない。
ところが、遅い時間にお隣さんからメールがあって「ベランダからも見えた」という。天文台のHPで調べたら、全方向で見える、とのこと。寝る前にベランダに出て南の方の空を凝視していたら、流れた!短い流れ星ではあるけれど、5分くらいの間に2回キラリと光って動いた。防寒準備万端ではなかったので、今夜こそ、と思ったのに雲が薄く張っていて、星そのものも見えない。
ま、二つでも見たからいいか。

髪も手も凍ゆ流れ星ふたつ   KUMI
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朝富士夕富士

2017年12月13日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

朝、珍しく目覚ましが鳴る前に眼が覚めたのでカーテンを開いてカメラの準備をして・・
でも、今日の朝の富士山はあまり紅くならなかった。
乾燥続きの空気なので、朝焼けにならないのだろう。冬至近くなれば起きる時刻が日の出になるはず。またのチャンスを待とう。

午後には雪がパラつくかも、という予報になった。そんな雲の気配もなく、立川まで古いカメラとレンズを「売りに」出かけた。買い替えならば5000円のキャッシュがあるという金券をもらったから、最低でもそれだけの値段にはなるということ。買ったばかりの望遠レンズは売れるかもしれない。・・が、査定には4時間くらいかかるという。
まさか、夕方6時過ぎまで待ってはいられないので明日に出直すことにした。

帰宅する時刻になると、奥多摩の方に黒い雲が・・
そして、夕焼けを撮ってみよう、と日の入りのころに西北の空を見ると、まさに雪雲だった。
青梅から奥多摩、秩父の方に雪が降っている雲だった。


そして、富士山にも不気味な雲。


今夜は流れ星がたくさん出るのだそうだ。雲が去ってくれるかしらん?

黒々と遠富士残す落暉かな  KUMI
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寒波襲来

2017年12月12日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

まだ12月の半ばに入ったばかりというのに寒波襲来で、日本海側は大雪になっている。当然ながら、こちら側は寒さ厳しく・・
富士山の頂きが何だかおかしい、と思ったら、雪が剥げ落ちていた。新しいカメラの望遠目いっぱいで撮ったもの。夕方にはもっと雪が剥落しているようだが、雲も出てきたのでよく解らない。
せっかく、今年は早めに雪化粧していたのに、寒波の強風が吹き荒れているのだろう。ちょっと残念。そのせいかどうか、今朝は早めに起きて紅富士を期待したのに、日の出になっても紅くならなかった。
午後は配達待ちもあり、久々に終日家から出なかった。そろそろあれこれに手をつけなくては・・の時期になった。去年の落ち着かなかった日々に比べればゆったり気分のはずが・・
昨日、年賀はがきだけは買ってきた。さて、新しいプリンターをまだ使いこなせていない。明日は少し前進しないと、師走の足は速い。

今日は見られなかった風景ではあるけれど・・


遠富士の雪を染めゆく朝日かな  KUMI

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駿河台点描

2017年12月11日 | お散歩写真
天気 晴

昨日の写真。上が句会場の中央大学駿河台記念館。

御茶ノ水駅の聖橋口へ降りると、ちょっと洒落た通りになっていて日曜日で学生が居ないからとても静か。まだまだ銀杏が色を残していて、気温も暖かくて晩秋の雰囲気だった。
句会前のほんの15分ほどの散策。




ニコライ堂。昔は駅を降りるとまず眼に入った青い屋根だが、今は高層ビルに囲まれていて、ビルを入れずに写真を撮ることは出来ない。表門からは逆光で、暗くなってしまった。




昼食に入った〇トールコーヒー駿河台店。


以前、近くに用があって行ったウィークデーに入ったら、学生で満席、仕方なく他の店を探したものだ。
テラス席もあり外観もちょっと洒落ていて、お客もお洒落な外国人女性が居たりして、我が家のそばの店とは雲泥の差。ここの窓際のカウンター席に座ると街が目の前で、ゆったりした気分になれる。残念ながら、その席は空いていなかった。
わが駅前店とはずいぶん違った雰囲気で・・お客に年配者は私一人だった。といっても珈琲の味もパンの味も値段も同じだから嬉しい。私は、ここの珈琲がいちばん好きで(値段の割には美味しいヨーロッパ系)、どこへ出かけても昼食は〇トールへ入る。スマホに店を検索するアプリも入れている。

御茶ノ水駅周辺には、上京して以来、色々な思い出がある。
最後の厭な思い出は、駅近くの病院での38年前の手術入院。あまり良い思い出ではない。その手術の後遺症が私の人生を変えてしまった訳で。今、その古い建物だった病院は駅前から少し離れたところの高層ビルに移転してしまった。
当時の面影は、ニコライ堂にしかない。

青春は銀杏落葉の照るに似て KUMI

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月例会・駿河台

2017年12月10日 | 俳句
天気 晴

10ヶ月ぶりに結社の月例会に出席した。年に10回は開催の主宰の指導を受けられる東京での唯一の句会、2年半前までは毎月行っていたのに、自分の病気に続く姉の入院~ ~とあって出席がおぼつかなかった。ようやく、諸々が終わったので時間は作れる。時間があるといことと俳句が作れる、は、イコールにはならないけれど。
ともかく、俳句ムードをなんとか上昇させないと・・

写真は、御茶ノ水駅方面を、駿河台の坂の途中から見上げたところ。銀杏がまだ残っていて、学生街の雰囲気はなかなか良い。
今日は、句を準備していくので、午後1時までは時間がある。新しいカメラを持って少し早めに出て試運転。他の写真は明日にでも。

句会の成績は・・5句を出して1句だけ主宰の特選に加えてもらった。あと4句は、仲間の点は入った句はあったものの、ボツ。これこそ、と思った句ではない、付けたしたような句が特選になって、何だか拍子抜けした。推敲しすぎた?
などと不満を言えるのも生きている証拠で。

句会にいつも参加されていた、ご高齢のお二人の訃報を主宰から聞いた。
お一人は89歳、長野から新幹線で日帰り参加をされていた元気だった男性、さほど病まずに心筋梗塞だったという。
もうお一人は、85歳、杖をついておられたけれどとても元気で、確かな目を持った誠実な句を作られた。以前、私が毎月参加していた句会のメンバーで、私が初めて吟行に参加した日、最初に声をかけていただいたのを忘れない。句作では大先輩、私の句を褒めていただけたことも多かった。この方も、心筋梗塞で突然のことだったという。

だんだん、句仲間も別れる人が多くなる。寂しいこと。

ニコライの鐘に祷りを冬うらら  KUMI
コメント (3)
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