Dennis Rodman北朝鮮再訪

今年5月7日に自身のツイッタ―で、”Kim. to do me a solid and cut Kenneth Bae looseと金正恩に対して朝鮮系米国人　Kenneth Baeの釈放を求めたあのDennis Rodmanが北京から「友人金正恩に会うため、そしてバスケットボールリーグを開始するため」に北朝鮮に入国するという。Baeの釈放について金正恩に何か申し入れるかについてはコメントしなかった。

今年2回目の北朝鮮訪問は予定通りのものという事だが、Baeの健康不安説が流れている中、人道的見地からの恩赦を求める米国特使の入国を土壇場で拒否し、米国当局を翻弄した直後のRodmanの訪朝、バスケットボール好きの金正恩がどんなクセ玉を投げてくるのか、あるいは何も起きないのか、注目したいところ。

ワシントンポスト／シリアへの米国軍事介入に反対

オバマ大統領の言うような巡航ミサイルによる腰の引けたシリアへの攻撃で、米国は世界の笑いものになるだけだ、としてワシントンポストの論説委員Marc　Thiessen（ブッシュ前大統領およびラムズフェルド前国防長官のスピーチライター）が明確にシリアへの軍事介入に反対している。地上軍を投入しない、というオバマ大統領の今回の限定的シリア攻撃に対して、それでは懲罰の後どうするのかについてのプランがないということが最大の問題点だという。

確かに、限定的な懲罰をしてもシリア国内の勢力バランスは変えず、アサド政権の転覆までは意図していないというのだから、このような軍事攻撃は却ってアサド政権の立場を強くするのではないかと言う指摘は正鵠を得ている。はたしてオバマ大統領はどんな回答を用意しているのだろうか。

http://www.washingtonpost.com/opinions/marc-thiessen-say-no-to-a-feckless-syria-strike/2013/09/02/f217f36c-13de-11e3-880b-7503237cc69d_story.html?hpid=z10