2005年7月7日のロンドン地下鉄爆破事件で自爆したイスラム過激派の未亡人で3児の母親、英国人のサマンサ・ルースウエイト、通称白人未亡人(White Widow)が今回のナイロビショッピングモール襲撃犯の主要人物との英紙報道。既に英国当局およびケニアの情報当局も把握している模様。同人はこれまでも幾多のテロ活動に参加してきたというから、その世界では知られた人物だ。イスラム教に改宗して、聖戦戦士となれば生まれや素性は関係ない。今回、米国人も複数関与しているというから、このことはイスラムテロリストの基盤が想像以上に拡がっていることの証左だ。
なお、今回のケニア軍の制圧により、サマンサ・ルースウエイトとみられる白人の射殺体が見つかったというから、これから身元の確認が行われることになる。
世界は、911(NY)、7/7(London)と言ったテロ事件が風化し始めている今こそ、改めてテロ対策の強化が必要になってきていることを自覚しなければいけない。それも、テロの実行犯としては従来のイスラム教諸国出身者以上に、自国民も想定しなければいけないという事だ。
http://www.mirror.co.uk/news/world-news/white-widow-samantha-lewthwaite-dead-2296551