回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

ケニアショッピングモールテロ/主役には英国人テロリストも

2013年09月24日 18時49分29秒 | 日記

2005年7月7日のロンドン地下鉄爆破事件で自爆したイスラム過激派の未亡人で3児の母親、英国人のサマンサ・ルースウエイト、通称白人未亡人(White Widow)が今回のナイロビショッピングモール襲撃犯の主要人物との英紙報道。既に英国当局およびケニアの情報当局も把握している模様。同人はこれまでも幾多のテロ活動に参加してきたというから、その世界では知られた人物だ。イスラム教に改宗して、聖戦戦士となれば生まれや素性は関係ない。今回、米国人も複数関与しているというから、このことはイスラムテロリストの基盤が想像以上に拡がっていることの証左だ。

なお、今回のケニア軍の制圧により、サマンサ・ルースウエイトとみられる白人の射殺体が見つかったというから、これから身元の確認が行われることになる。

世界は、911(NY)、7/7(London)と言ったテロ事件が風化し始めている今こそ、改めてテロ対策の強化が必要になってきていることを自覚しなければいけない。それも、テロの実行犯としては従来のイスラム教諸国出身者以上に、自国民も想定しなければいけないという事だ。

http://www.mirror.co.uk/news/world-news/white-widow-samantha-lewthwaite-dead-2296551

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国ーイラン 関係改善の兆候

2013年09月24日 09時43分27秒 | 日記

33年前のテヘランでの米大使館占拠事件から外交関係が途絶えていた米国ーイランだが、今回の国連総会で両大統領の昼食会での直接接触が実現しそうだ。既に、外務大臣レベルでは2000年以来となる会談が設営されているが、6月に就任したロウハ二とオバマが接触することになれば今後イランの核開発問題でも何らかの進展があるかもしれない。

シリア政策で大いに国際指導者としての評価を下げたオバマとしては、何とか起死回生の外交成果を上げたいところであり、一方、国内経済が疲弊の極致にあるイランとしては少しでも経済制裁の緩和を勝ち取りたいところでその利害は一致している。さらに、今回の国連総会の主要テーマがシリアであるから、核開発問題とシリア問題、イスラエル問題を重畳的に交渉の議題とすることで、両国の存在感を強調したいという事もあろう。

安倍首相がシリア問題でも日本の存在感を強めようとしているが、この2か国のもとでは影が薄くなるかもしれない。しかしながら、横車だけ押している中国の無責任な言動を浮かび上がらせるためにも、安倍首相の国連演説に注目。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする