諸行無常

今夜は定例の財界人との会合を急きょ取りやめて親戚の通夜へ。91歳で他界された故人は至って元気だったが今年3月に重篤な内臓疾患により緊急入院、その後一時回復の兆しはあったもののやはり体力の限界だったのか一昨日他界した。いわゆる家族葬で喪主が個人的に良く知っている参列者ばかり。現役を退いて既に相当の時日が経っている場合、このような形式は妙な言い方だが温かい雰囲気で好感が持てた。同じ斎場では一件大型の社葬が行われていた。人の死に違いはないはずだが、残された人にとってはこの二つはあまりにも違う。