回顧と展望

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二酸化炭素で地球温暖化?-Forget it!!

2013年09月26日 10時26分56秒 | 日記

明日公表される予定の気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate ChangeーIPCC )の報告書では、人間の活動による地球温暖化について自然科学的根拠の観点からの結論が出される。今回の報告書は、これまでの IPCCの報告書を根拠として環境保護派が主張してきた、人間の活動が温暖化の原因だとする主張を真っ向から否定するものになるという。これまで、コンピューターによる試算の結果、人間の、特に事業活動が温暖化の最大原因とされてきたが、この試算は二酸化炭素の気候に与える影響を過大視した大きな誤りを含んだものであり、換言すれば、地球温暖化は人間の排出する二酸化炭素によるものだという説が、それを主張する科学者のキャリアのためであったという事実が明らかにされることになるという。実際、1998年から温暖化は進行しておらずいわば休止状態にあり、いまのところ再開する兆候も見えない。その間、二酸化炭素排出は依然として増加しつつある。彼らにとってはまことにもって不都合な真実、である。

いくら自然科学的な根拠を喪失したといっても、二酸化炭素排出⇒地球温暖化説で肥え太ったたとえばアル・ゴア元米副大統領など"環境保護派”という既得権層がその主張を簡単に撤回するわけもなく、しばらくは最後の努力を続けることになる。

また、風力発電など金の匂いを嗅ぎつけてきた一部の政商たちは、このことを察知して既に次の標的に向かって動き始めている。最近、自然エネルギーなどという言葉が聞こえてこないのはそのせいである。彼らが抜けて、いまどき宙に浮いてしまった風力発電事業や排出権取引にかかわっているのはいつもの通り最後のババをひく一部の投資家と、無責任官僚が自己の出世や保身のために税金を投入する国家だけということになりそうだ。

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